fc2ブログ
「銀輪記」~自転車旅行の記憶~

2008年 夏の目次

■北海道ツアー2008

第一話
旅の原点
第二話
旭川から宗谷岬をめざす、男8人の旅
第三話
旭川から帯広に サイクリング部ラン
第四話
青森→静岡 東日本縦断1000㎞

posted by (C)むらまさ
スポンサーサイト



旭川から帯広に サイクリング部ラン

旭川から宗谷岬への男8人旅が終わり、サイクリング部のメンバー全員が合流して旭川から帯広を目指します。

部のメンバーは何十人もいる為、基本的には数人のグループに分けて、5~10分間隔の時間差で旅をするのです。

旭川から帯広へのルートはこちら。


7日目-----------------------------------------------------------------------------------------
8/14 集合日
北海道各地を数人のグループで走ってきた部のメンバー全員が旭川に集合。

DSCF0835

集合までの間、旭山動物園に行ったり、(白クマ寝てるし・・・)

DSCF0921

旭川ラーメンを食べたり、のんびり過ごすわけです。(らうめん青葉うまいし・・・)

8日目-----------------------------------------------------------------------------------
8/15 いよいよ再出発です。
旭川から富良野の日の出公園キャンプ場へと向かいます。
天気はあまり良くなく、曇り&雨でした。

DSCF0953

その雨のため、期待してた美瑛の丘は、あまり良い写真は撮れませんでした・・・(-_-;)
また来なくては!

雨のぱらつく中、カッパを着ながらの走行。
スリップに気をつけながら・・・。

途中、

DSCF0959

トリックアート美術館なるものを発見し、突入!
雨の日はこういう室内観光モノが助かります。。

DSCF1029

終始、雨が続きましたな。
ま、こんな日もありますね。

9日目---------------------------------------------------------------------------
8/16
雨の中のキャンプでびしょびしょになりながらも、なんとか一晩を乗り越え、日の出公園を出発!

DSCF1030

まず、ふらのワイン工場に寄ります。

DSCF1034

DSCF1040

DSCF1042

まだ開店前だったので、しばしの間、先日濡れたカッパやテントを干させてもらいました。
開店を待つ間、のんびり過ごしていると、遠くの方からぼくらを呼ぶ声が・・・

どうも近くのバーベキュー場のご夫婦の様。。
何かと思っていたら、奥さんがこんなものを持ってきてくれた!!!

DSCF1047

DSCF1049

DSCF1056

ご夫婦で栽培されている富良野メロンとマドンナスイカ、そして激甘トマトを差し入れていただいたのです。
ご夫婦の人柄とやさしさに触れて、大感激でした。そしてなによりうまい!!

こういう体験は初めてだったので、正直、とても驚きました。

後日、ご夫婦にはお礼のお手紙を送らせていただきました。

DSCF1070

そうこうしているうちにワイン工場が開店し入ってみます。(無料)
独特の香りがたちこめています。

ぼくはこの時、まだ未成年だったので、先輩に頼んで自宅に送ってもらいました。
(このワインは大事に取っておき、20歳の誕生日の時に開けました。感動的な味でした)

DSCF1075

みんな、これを買って飲みました。ぶどうジュースです。これが濃いんです。

本日は金山湖キャンプ場でキャンプです。
ビーフシチューをチキンで作りましたとさ。

DSCF1152

DSCF1133

人の優しさと旅の醍醐味を味わえた思い出深い一日でした。

10日目-----------------------------------------------------------------------------
8/17

標高644m、十勝平野を一望できる狩勝峠へアタックです。

DSCF1176

緩やかな登りをのんびり走り・・・

13298749.v1326199221

狩勝峠到着です!全班が集合するのにはすごく時間がかかりました・・・。

DSCF1288

一気に新得町まで下ります。新得はそばが有名で、そば畑の中を走ります。

DSCF1313

DSCF1321

十勝清水の古いコインランドリーで洗濯をして、宿へと行きました。
十勝清水は本当に静かな町でした。
あまり人がいません。
地方の過疎化は深刻です。

11日目-------------------------------------------------------------------------------------
8/18
帯広へ向かいます。

DSCF1323

DSCF1357

のどかな農道か・・・。

DSCF1331

「豚丼とん田」にて帯広名物豚丼を食らう。行列が出来ています。

DSCF1359

DSCF1360

コロポックルの里キャンプ場です。林の中の静かなキャンプサイトでした。
テントのジッパーが噛んで、テントから出れなくなるハプニングもありましたが、無事一日が終わりました。

12日目------------------------------------------------------------------------------
8/19
十勝平野ツーリングです!

まずは想いやりファームへ。

DSCF1371

DSCF1387

やはり北海道と言ったら牛乳!しぼりたてです!
生まれたての子牛にも出会いました。

DSCF1405

当時流行っていた「花畑牧場」へ行き、ホエー豚丼や生キャラメルを食べました。
入手が困難だったんですよね~生キャラメル。

午後からは雨が降り出し・・・

DSCF1431

キャンプ場の方のご厚意で、屋根のあるバーベキュー場に泊めていただきました。ほんとうにありがたい。
さらべつカントリーパークオートキャンプ場

13日目-----------------------------------------------------------------------------------------
8/20
天気はあまり良くないですが、帯広市内へ向かいます。

DSCF1436

幸福駅や・・・

DSCF1444

愛国駅に寄り・・・

DSCF1473

六花亭本店でケーキをどーーん!!
甘党にはたまらんですな。

こうして無事全員、帯広に付きました。


これで、他の部員の夏ツアーは終了です。みんなそれぞれの方法で帰ります。
帰る手段はいくつかあります。
リッチに飛行機。18切符で鈍行。特急&新幹線。フェリー・・・。

・・・でもぼくが帰る手段に選んだのは、

自転車です。

先輩2人と静岡まで自転車で走って帰る約束をしていたのです。時間の都合で青森→静岡を走ることになりました。

ということで、次回は

「青森→静岡 東日本縦断1000㎞」
をお送りします。

旭川から宗谷岬をめざす



1日目
8/8 今回宗谷岬まで旅をする7人の仲間と合流し、神楽丘公園キャンプ場を出発する。
初日スタート。走り始め。

DSCF0071

DSCF0088

信号の少なさ、道の広さに驚いた。8人でトレインを組んで走っても 全く苦にならないのだ。
先輩の跡を置いてかれないようについて行きながら名寄国道を北上。
この上ない晴天。
ゆるい追い風でペダルが軽い。
北海道はぼくたちを快く受け入れてくれた。

DSCF0098

ちょっと休憩にたまごの直売所に立ち寄ると、そこの親父さんがでっかいトマトジュースを差し入れてくれた。
いままで飲んだことのないような甘いジュースで、大感動!感謝。

DSCF0091

ひた走る。

和寒(わっさむ)のかぼちゃ王国で一休み。かぼちゃソフトうまい。
(これをきっかけに北海道各地でソフトクリームを食べまくるようになる・・・)

DSCF0101

18:00 士別のつくも水郷公園キャンプ場に到着!テントの張り方を教えてもらいながら設営。
意外とらくである。

DSCF0112

晩飯。スーパーで買ってきたジンギスカンを焼いて夕食にする。初ジンギスカンはうまかった。

DSCF0115

ガラナ飲料とソフトカツゲンは北海道限定飲料!

DSCF0110

DSCF0114

そんなわけで、北海道初日はあっという間に過ぎて行った。

2日目-------------------------------------------------------------------------------
8/9 士別から天塩川温泉まで走る。

知恵文のひまわり畑はまさに満開!

DSCF0149

この日も快晴で、調子が良い。

DSCF0176

景色はあっという間に移っていき、見たことのない風景がどんどん目に飛び込んでくる。

DSCF0180

この日は天塩川温泉キャンプ場にてキャンプをし、温泉にもゆっくり浸かった。

3日目---------------------------------------------------------------------------------
8/10 天塩川温泉からクッチャロ湖へ向かう。

テントを片づけていざ!音威子府へ!
音威子府・・・(-_-;)最初は何て読むか分からんですよね。オトイシフ?オンイコフ?・・・
「オトイネップ」と読むんですね。
音威子府駅構内のそば屋の黒いそばがうまいとの情報を聞きつけ、食べに行くことに。

DSCF0209

おおー黒い!!

DSCF0207

そしてうっめー(*^。^*) (そして、おれ若い・・・)
えきそば通の人には有名なお店らしいですね。
これはオススメです。食べにくる価値があります。

DSCF0220

そして、車通りもほとんどない道をのんびり走っていきます。

DSCF0230

休憩でまたソフトクリームをたべつつ・・・

DSCF0242

クッチャロ湖到着~~!!どーん

DSCF0245

記念写真。

DSCF0246

DSCF0248

夕飯はカレーを作り・・・

DSCF0252

この絶景を見ながら食す。感動!

4日目--------------------------------------------------------------------------
8/11 6:00起床・・・くっそ寒い(T_T)
8月にこんな寒い想いしたのは人生初でした。カップヌードルがうまい(泣)

DSCF0267

今日はいよいよ宗谷岬へ。

DSCF0282

確かエサヌカ線という道路だったと思うが、とにかく真っすぐで周りが牧草地しかないとてつもない道路に出会った。
地平線というものを、これまた生まれて初めてみた。

DSCF0285

やっほーーーい!

DSCF0318

昼飯のホタテ丼~。

DSCF0325

そしてもうすぐ宗谷!!
宗谷丘陵は日本とは思えない氷河地形、牧歌的風景でいつまでも走っていたい気分になる。

DSCF0335

ふう。

DSCF0344

日本最北端とうちゃーーく!!(自転車と写真撮れば良かった・・・)

DSCF0363

そのまま稚内にむかいます。

DSCF0367

セイコーマートにも寄ります。

今日のキャンプ地、稚内森林公園キャンプ場(行くまでの坂がきつく自転車にはオススメできない)に到着。

DSCF0393

テント外にあえて寝る先輩も・・・。ぼくも見習って・・・。

5日目-----------------------------------------------------------------------------------
8/12ノシャップ岬へ行ったのち、旭川へと輪行です。

DSCF0404

朝陽きれい。
キャンプ生活をしているとおのずと早寝早起きになる。暗くなっちゃうとやることないからだ。

DSCF0499

アザラシ君こんにちは。ノシャップの水族館にはこんな奴もいて、かのクリオネも見れた。
ノシャップに来た理由はもうひとつあって、
これを食べに来たのである。
カラフト食堂「うにだけうに丼」どーーん。

DSCF0517

ちょうどウニが高騰してて、とんでもない値段だった・・・けど、最高にうまい!これを食べにはるばる来たのだ!うはは

大富豪にでもならん限り、もう食えないだろうなぁ。こんなどんぶり。

DSCF0539

JR最北端から輪行。

DSCF0560

豪華な駅弁
食べてみたり。

DSCF0593

そして、旭川へ。
男8人の旅はこれにておしまい。

旅の原点

2008年夏。

はじめての遠出。北海道でのツーリング。
記憶が薄れないうちに記録に残しておく。

ブログ用写真アップ

2008年8月6日、13:57の電車で東静岡駅を発ち、北海道に向けて輪行をはじめる。
スタート地点は旭川。
ワクワクとした気持よりも初めての旅への不安がつよかった。

DSCF0037

DSCF0034

青森駅からは札幌行きの急行「はまなす」に乗り換える。
自転車を含む大量の荷物の為、跨線橋を乗り越えるのがとてつもなくつらい。
肩腰に食い込み、悶絶・・・。

DSCF0032

当然のことながら普通の人より移動スピードが遅くなり、「はまなす」車両に付いた時は既に満席・・・。
デッキで一晩を過ごすことになる。いやはや。

デッキは夜の間も電気が消えないんですよ。防音加工がされてないんですよ。

まあ、寝れませんでした(笑)

DSCF0060

なにはともあれ、翌朝9時、無事旭川駅に到着。自転車を組み立てる。
生まれて初めて北海道の地に立った。

テーマ : 一人旅
ジャンル : 旅行

ようこそ、銀輪記へ

手にした一台の自転車は、思いがけず遠くへと私を連れていき、生活へと染み込み、ついに。

カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
RSS
ブログ内検索
カレンダー
02 ≪│2023/03│≫ 04
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:


※ご意見、ご質問がございましたら個別記事のコメントまたはこのメールフォームまでご連絡ください。免責事項に関してはこちらをご覧ください。
お知らせ
✔著作権等の詳細(リンクや転載)についてはプライバシーポリシーをご覧ください。
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス