どうも、むらまさです。
2008年は12月、冬ツアーのお話でございます。
当初の計画では、一日200㎞くらいずつはしり鹿児島から静岡まで10日間で帰ってこようというものです。
要するに年越す前に帰るのが目標です。
では。
1日目------------------------------------------------------------------------------------------
2008年12月21日、鹿児島市内、太陽ヘルスセンター
丸々2日かけ、静岡から鹿児島まで電車で移動しようやくスタート地点に立ったわけです。
走る前からヘロヘロ状態のわけです。
今回の旅、男三人で走るわけですがわけあって一人(ガクト)は途中合流です。
ということで、スタート時点ではぼくとジル君の二人旅。
ジルは大学の同級生で、ロードバイク旅人でメンテナンスにも精通し、実に頼りになるタフガイです!

この日の目的地は
熊本!
約200㎞の道のりです、、(かなり遠い)
朝5:00 少しでも距離を稼ぐため、早朝の出発です。朝の1~2時間で30~40㎞ほど走れるので、早起きは重要なんですねぇ~
ジルと先頭を交代しながら、国道3号線を北上していきます。
一人で走るより、2人で走った方が圧倒的にスピード&疲労が違いますね。
後ろの時は体力温存で、先頭が引っ張る・・・レースっぽくてそれがまた楽しいんですよ♪

ちなみにぼくの装備はこんな感じです。
Corratec社製MTBのTarow号。
オーストリッチのサイドバック2個。キャンプ道具は無し。すべて健康ランドかネットカフェを予定しとります。
串木野で日の出を迎え、いいペース~ヽ(^。^)ノ
薩摩川内を通りぬけ、、、

東シナ海とご対面!阿久根へと向かいます!

阿久根に着くと、なにやら露店で
超ビッグサイズの柑橘類が売られています。
思わず立ち寄ってみます!
聞くと
「ボンタン」という柑橘類で
「文旦」と書くそう・・・
あっ!!!
ああ~あのボンタンか!!
↓
あれってこんなに大きなミカンだったのかぁ!?知らなんだぁ(@_@;)

ちゅうことで、買って帰ります!売店の兄ちゃんと親しくなり、ボンタンについて色々教わります。
1個買って、積み荷にしました。

順調に水俣に入り、2人は熊本にきました!
休憩がてら、さっそくさっきのボンタンを試食してみます。

皮がかなり分厚く、特に白いふわふわした部分がかなりを占めています!
(あとで知りましたがこの白い部分はボンタン漬にして食べるそうです!)

おっほー(*^。^*)うまそーーー!
独特の風味がGOODな柑橘類です。しかも大きいので食べ応えがあります。
ボンタンアメとは風味が違ったような。。
これは地元静岡ではまずお目にかかれないので、柑橘好きとしては大感激です!
途中、小さな峠がいくつか続き、回避のため、海沿いの港町やら海岸があるルートを選んでいきます。
しかしこれが意外と遠回りになってしまったのです・・・。いやはや。
急がばまわるな。です。
熊本まで残す所
60㎞ 、八代まで
20㎞の地点で、日が暮れてしまいます・・。
しかも雨が降り出します。
あたりを見回しても、宿らしきものはありません・・・。
ぼくもジルも焦ります・・・。キャンプ道具を持ってくれば・・・。
このあとどうするのか、とりあえず何か食べよう。
雨宿りも兼ねて、先に見えてきた
道の駅「たのうら」に駆け込みます。結構強い雨です。
あたりは既に真っ暗。八代へ行くにも峠をひとつ越えねばなりません。。
暗い面持ちで、たのうら道の駅の休憩所に入ります・・・
どうしようか・・・
しかし、神様はまだぼくたちを見捨てませんでした!
休憩所に入ると、目の前に畳のスペースを発見・・・・
もしやと思い、無理を承知で、道の駅の従業員の方に聞いてみます
ぼく:「この休憩所ってもうすぐ閉まってしまいますよね?」
おばちゃん:「休憩所かい?24時間あいてるよ!今日は一晩中雨だからねぇ~泊ってくといいよ!畳のところあったろ?」
ぼく:「(泣);」

本当にありがたい。。休憩所の一角をお借りでき、野宿or夜間峠越えを回避。
この時ばかりは本当に神様いるんじゃないかと思ったくらいで。
道の駅たのうらさんのご厚意で、ぼくらは無事1日目を終えることが出来ました。
と同時に、一日200㎞なんて到底キビシイ距離であることを再確認・・・。旅の経験が浅く、計画が甘かった結果です。
このペースでは今年中に静岡に辿り着くのは不可能であると、初日にして悟ったのでした・・・。
≪西日本冬ツアーの目次はこちら↓≫
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テーマ : 一人旅
ジャンル : 旅行