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「銀輪記」 自転車旅の記憶!!
~ただただ遠くへ行きたい雨男とクマの旅路~

アジ南蛮漬け(余部鉄橋・くまモン太郎が鳥取砂丘へ):Day3

2013.8.23 豊岡ー鳥取

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2日目のお話はこちら

訳アリの部屋だったけど、お化けは出ませんでした(=゚ω゚)ノ←出てても熟睡で気づかず

7:00
豊岡を出発!

思っていたよりかなり大きな街でした。というかここまで街という街が無かったんですな…まずは城崎温泉円山川沿いを上がっていきます。天気予報悪くともつまらないショートカットコースは走らないでなるべく海岸沿いを走ろう…そう誓います。

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右手に円山川、左手に山陰本線といった風景の中を走っていきます。玄武洞は前に来たので今回はパスw

天気は最高!!こりゃあ雨降らないんじゃないか(*´ω`)?

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出発して40分足らずで城崎温泉に到着。浴衣姿の観光客が目立ちます。ではではゆっくり温泉を…

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とは今回は行かず、ここも前に湯めぐりで全部の外湯を制覇済みなので割愛させていただきますぞ。

城崎温泉通過~(T_T)

蟹も但馬牛も食べません!!
食べれません!!(松葉蟹と但馬牛、どなたか送ってくれないかなぁ(^^♪)


そうそう。そうなんですよ。今回の目的は温泉ではなく…その先の…

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「鋳物師戻峠(いもじもどしとうげ)」!!!

モジモジとうげ???(謎

城崎温泉の奥の峠。朝から一発登ります。ほとんど車は来なかったですな。普通は海岸沿いの11号を走るのがセオリーでしょうが、前に来た時に気になってた峠だったので、今回はこっちをチョイスですw

鋳物師戻峠…この長い名前の峠は、昔、京都の鋳物師がここで地震に遭い、頭の上で揺れる不安定な大岩を見て恐ろしくなって帰ったという話に由来があるみたいですよ。頭上に注意しながら進むとします。

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けっこうしんどかったですが、なんとか制覇!!

一気に下って竹野の町に出ます。ここからは海岸沿いを。・・・といってもここも海岸線が岬と湾の繰り返し…ウネウネしています。岬の度に登坂を余儀なくされます(;´・ω・)

図1
図にするとこんな感じ。

①.わあ~~!!綺麗な砂浜!!(湾は大抵砂浜)
②.うわ・・・えげつない登り・・・(岬はえげつない登坂)
③.ひゃっほー!!下り坂最高!!

以下、①~③の繰り返し。尋常じゃない量の水を摂取していますw

何回か繰り返した後、ようやく香住の町中へ…。ここには大きな港があり、小さな朝市もありました(あんまり人がいなかったですが)

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スーパーで水分を買い出しし、町を抜けると雨が降り出します・・・カッパ着るのも暑いので、まあそのまんまの格好で走ることにします。雨が上がればすぐ乾くでしょうw

雨の中、またもや一発峠をのぼります。桃観トンネルを越えてからは一気に下りで、余部の町までしゅーーーんと走り抜けます。

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そして余部の町へ!!

余部…ここはちょいと思い出のある町であります。
餘部トレッスル鉄橋 今はなき深紅の余部橋梁

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ここにはかつて「余部鉄橋」と呼ばれる赤い鋼製トレッスル橋がかかっていたのです。その高さ41m。真っ赤で独特なその橋は鉄道ファンや橋マニアに限らず、多くの人に愛された橋だったのです。僕も魅了された一人。そんな橋に、取り壊される前に一目会おうと2009年の3月に訪れてたのでした。当時、何とも言えない寂しさがあったことを覚えています。

残念ながら2010年7月に運用が終了し、現在は新橋に切り替えられているのです。

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一部だけ、当時の橋が保存されていました。

新橋は…お世辞にもあまり美しいとは言えない橋と化していました…が、観光地化が進んでいるようで、当時は無かった道の駅なども出来ており観光バスが何台か止まっていました。果たして何を見に来ているのか…。

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余部からはまたまた一発峠越えが待っていました…雨は上がっていますが汗でいずれにせよ…ぐしょ濡れです…。そして、ようやく平坦な場所が現れます「浜坂」。

浜坂という地名でしたがほとんど坂道無かったです。ありがたや。

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現在は浜坂町と温泉町が合併して「新温泉町」という、まあ何というか…うーーん…な町名になっていました。

「NEW HOT SPRING TOWN!! Yeah!!」

腹減った…

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気づいたら12時越えていたのでスーパーで弁当を買います。スーパーの入り口横にテーブルと椅子のあるスペースがあったので、そこを使わせてもらいましょう。こういうスペースあると便利なんですよなぁ~。無い場合は駐車場直座りになりますから…。

スーパーを出ると、また雨が降り出します…(´゚д゚`)

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13:40
しかも居組という町から国道178号は自動車専用道路に…( ;∀;)

「歩行者・自転車通行禁止」

僕たち自転車は海岸に近いこんなウネウネ登坂旧道を登りに登らされるのです…い、いやぁ…す、素晴らしい景色…絶景ですなぁ…(怒)

え~っと、行政の担当者さんはどちらでしょうか…?


そんなこんなで雨の中必死にペダルを回し、気づいたら鳥取県入り。天然洗濯機状態の峠アタックをかまします。

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15:10
そんでもって鳥取砂丘へと向かう一本道へと出ました。少し雨は小降りに。

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15:30
ついに!!ついに!!鳥取砂丘到着!!!雨も上がりました!!やっほーーい(∩´∀`)∩(観光地で鞄からコイツ出すとヤバい)

・・・「静岡の中田島砂丘とそんなに変わりませんな」(…怒られる;

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観光客のみなさんはあの砂山の方まで歩いてらっしゃいますが、僕は事前にあそこまで歩くと意外と遠くて案外キツイという情報を入手していたので、ここから眺めるだけにします(笑)

こんな何もない所で途中でカミナリなりだしたら大変ですしね(゚Д゚)ノ

一発でドーーーン丸焦げいろいろ終了 です。


もはや色んなものがグショグショでキャンプする気も「0」に。

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鳥取市内に入り、銭湯でゆっくりしたのち駅近くのネットカフェに入りました…。やはり雨の中は知るとめっきりやる気をそがれてしまいます。途中何度か変にテンション上がるんですけどね(笑)

そんな中、本日一番テンションが上がったのがこちら。

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スーパーで半額だったアジの南蛮漬け!!!半額で100円だったんですが、これが驚くべき絶品…(゜゜)半額100円でこの身の厚さ、味の旨さ……うめぇ( ;∀;)アジが揚げてあってお酢の汁で漬けてある、玉ねぎと人参がのせてあるシンプルなもの。噛んだ時に酢の汁がじゅっと出るのがたまりません!!!

今日のこの雨の苦行は、このアジの南蛮漬けのためにあったのだ。




距離95.9㎞
獲得標高1181m
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ここまで来るとシャレにならない大豪雨の日…鳥取~米子:Day4

2013.8.24 鳥取市‐米子市

1日目のお話はこちら
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夜中はものすごい雨とカミナリの連続でした…

いやぁ…そこらへんで野宿してたら…(´゚д゚`)ぞっとします。屋根って大事。

「No ROOF, No LIFE」

図4

ここからのざっくりとした予定はこんな感じ。江津からはJR三津線で三次、広島へ出て、下関へ輪行する予定です。だいたい1日100㎞ペースですから天気さえよければ楽勝なルート、ペース配分でしょう。もう山岳ルートは終わり、ここからは平坦ルートのはずですしね。


7:00
鳥取市、駅前を出発。

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雨はとりあえず止んでいます。路面はこの通りかなりウェットです。つるっといっちゃわないように気をつけねば。

鳥取大学の前、湖山池の横を通り抜け海岸線に戻ってきました。近くを飛行機が飛んでいきます。鳥取空港が近いのですね。

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「白兎海岸」!!

あの因幡の白兎の神話で有名な海岸ですな~(゚Д゚)ノ

…ちゅうて、因幡の白兎ってどんな話でしたっけ??白兎が鮫の上をポンポン渡る話??いなばのタイカレーならよく食べます。

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午後からは大雨が来る予報です…ゆっくりしていきたいところですが、今日は午前中が勝負。ちゃっちゃか見て走るの優先で!!

前進あるのみ!!

国道9号線はさすがに交通量が多いですが、鳥取から浜村温泉、魚見台の区間は、路面状態は良く、トンネルは幾つかありますが快走できる道路でした。

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8:30
少し登って魚見台の展望台へ。

クルマはたいてい新道のバイパスを通ってしまうので、この景色は見ずに通ってしまうんですねぇ。いやぁもったいないもったいない(∩´∀`)∩お蔭で交通量も少なく快適に走れますぞ。

魚見台では地元のロードのおっちゃんに声を掛けられ、自転車話で盛り上がります。

急いでいたことを忘れ、ついつい話し込んでしまいました(*´ω`*)

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のどかな漁村がいくつか続きます。

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そしていつの間にか…

ハワイに到着(´゚д゚`)

いつの間に海を渡ってUSAに!?


…なんてネタ、恥ずかしくてできません(笑)羽合とハワイの地名被りで売り込んでるんですが、正直どのへんがハワイなのか…きっと、晴れていればまた印象が違うはずです!!きっと…

晴れていれば「ハワイの人の歯は良いのか?」という調査を本格的にしたいところですが、あいにくの天気ですからね。先を急ぎましょう。


天気予報のページ、Twitterなどを見ると…

「島根豪雨」
「一時間に200㎜を超す大雨」
「経験したことのない強い大雨」
「大雨洪水警報」


かなりやばめの文字が並んでいます…。こちらはまだそこまで大丈夫ですが、早めの決断も必要かもしれませんな。

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10:00
と、少し心配になったところにまた快速区間が出現します。

国道9号、北条バイパスという道路です。歩道も付いていますが草がボーボーの地点が多く、明らかに車道を走るべきですな。少し追い風ってこともあり、ビューーーんと風になったように進みます!!気温も低く、走ってるとちょうどいい気温です!!

最高!!!めっちゃ気持ちいいルートじゃん!!

…と思ったのもつかの間。雨がやたらに降りだします。

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このあたりは道の駅が多く、名探偵コナンのいろんなものもあるらしいのですが…雨に濡れた状態で止まると足先からガタガタ来てしまいます…

寒い!!!

8月で寒いってなんだよ( ;∀;)気温計は23度…半袖しか持ってないし。

大山を横目にとにかく走り続けます。服は雨でグショグショ…止まったら寒い…だったら走り続けてやる!!!こうなったらヤケです。


どりゃああああああぁぁぁぁぁ!!!待っとれ米子!!!

というここでここからは写真も撮らずに無心に走り続けます。





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おりゃああああぁぁぁぁイオンモールぅ!!!日吉津店!!!!

12:30
爆走完了。

イオンモール敷地内の市場の中にある山芳という食堂の海鮮丼が美味いという情報を持っていたので、さっそく市場へ…

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この市場、雨にもかかわらず結構人が入っています。

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海の幸のパラダイス状態です。

んでもって、お目当ての山芳食堂は…大変込み合ってる状態(;´・ω・)並んでまで食べる気はないのでやめましょう。撤退。基本、相当食べたいもんじゃない限り、並ぶのが大嫌いなのです。

さて、この後どうしましょうか…。このまま境港へ走ることもできますが、現在島根西部は記録的豪雨真っ最中との情報…。その雲がこっちに来る可能性も十分にあり得ます。さすがにこんなところで死にたくありません。

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調べてみると米子の方が宿が沢山ありそう。たくさんあるということは安い宿もある可能性があるということ!!

リサーチ!!…ありました!ありました!!

「ビジネスインよなご」

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素泊まり一泊2600円で14時チェックイン可能という神様的ビジネスホテルです。思いっきり米子駅前の好立地。中にある温泉も夜中いつでも入れるとななな!!!

14:00
ビジネスインよなご、チェックイン。

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部屋はこんな感じ!狭いけどカプセルやネットカフェよりは断然広い!ベッドで寝れるのが最高です。トイレバスはないですが、テレビもありますしね。素晴らしいです。

相変わらず天気予報のページ、Twitterには…

「島根豪雨」
「一時間に200㎜を超す大雨」
「経験したことのない強い大雨」
「大雨洪水警報」


の文字が並びます…。

しかもテレビをつけると…

「島根県江津市、JR三津線で橋が落ちました」

の報道…。山陰本線は先の洪水で未だ復旧の見込みがない状態。ここは考えるまでもありません。

江津に行くのは止めよう。石見銀山はまた今度来よう。

宿の主人に連泊のお願いをし、明日は荷物を置いて身軽な状態で境港、松江。あわよくば出雲大社まで走って米子に戻ってくるルートにしましょう。輪行も米子駅から伯備線で倉敷に下りましょう…というかそのルートしか残っていません。このルートがやられたら本格的にアウトです。


本格的な雨が来る前に近所のスーパーに買い出してきました。

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鳥取・島根シリーズ。

白バラ牛乳!木次パスチャライズ牛乳!ブドーパン!とうふちくわ!あご野焼き!

あご野焼きはトビウオの竹輪ですな。

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個人的にヒットしたのが、伯雲軒のブドーパン。レーズンコッペパンにバタークリームがはさんであります。シンプルで美味いです。

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パッケージを見る限り歴史の古そうなパンですな。調べてみたら境港のパン屋さんみたいですね。


そうこうしてる間に雨が上がったみたいです。ちょっと夜の米子を散歩してみます。

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なかなか雰囲気があります…が、嵐の前の静けさというか…静かで誰も歩いていません。

と…おや??

ポツポツ……ポポポポ……ドドドシャーーーー!!

最後の最後にまた一発やられました(;´Д`)完全びしょ濡れ。

なんで僕が来る時に限って豪雨とかになっちゃうのだろうか。。



走行距離97.7km
獲得標高512m

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手にした一台の自転車が、思ってもみないほど遠くへ僕を連れていってくれました。このブログでは学生時分の2008年頃からの旅の日記を中心に記録を残しています。2015年ごろから拠点を静岡からしまなみ海道へと移し、本格的に自転車旅行を仕事に。

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