「銀輪記」 自転車旅の記憶!!
~ただただ遠くへ行きたい雨男とクマの旅路~

大阿蘇<目次>



<目次>

八幡浜別府行きフェリー乗り場|大阿蘇①

やまなみハイウェイ苦渋連山|大阿蘇②

箱石峠、南阿蘇、地獄行き~地獄温泉へ|大阿蘇③

湧く水|大阿蘇④

阿蘇から臼杵まで85帰路|大阿蘇最終話

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とびしま海道一周サイクリング記~大崎下島、豊島、上蒲刈島、下蒲刈島

行きしなの強風向かい風に難儀したものの、午後からは最高の晴天の中、とびしま海道を初めて一周してきました!
今回は、シクロが運航する「サイクルボートしまなみ号」を使ったツアー。

✔橋にのぼるところが激坂
✔補給ポイントがほぼない
✔今治へ帰るフェリーの最終が案外早い

などなど、中級者・上級者向けとの呼び声もある「とびしま海道」ですが、やはり景色は・・・・・・抜群にいい。



まず船で上陸したのが大崎下島の「御手洗」。

「みたらい」と読みます。

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江戸~明治の建物が沢山残っている地区で、かなり趣がありました。

到着後、すぐに15分間ほど、バケツをひっくり返したような雨が降りましたが、気象庁レーダーをチェックしていたので、誰も濡れずに屋根のある場所に避難しておくことができました。気象庁レーダーさまさまです。前線が通過したのですね。

それ以降は晴れる予報。

僕の雨男病も、すっかり治ったようですね♪

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明治時代に日本人で初めて自転車世界一周旅行をしたとされる「中村春吉」さんは、ここ大崎下島の出身。石碑が建っています。スパイ説などいろいろと謎の多い人物ですが、ここ、とびしまに、かつてそういった人物がいたというのも、なかなか面白い話です。シクロツーリズムしまなみのナリちゃん(宇都宮一成)が、解説。

ちなみにナリちゃんも、自転車世界一周旅人。

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「この辺は、昔は色街だったんよ。がははは」
と、床屋のおっちゃん。

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まだちょっと曇っていますが、走り出しましょう。

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道案内が手書きです。味があります。

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島々にかかる連絡橋も、しまなみ海道の橋とは、また違った形の橋で、新鮮です。

島はちょうど、秋祭りの真っ最中。

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いい感じです。

大崎下島からは、豊島、上蒲刈島、下蒲刈島と海岸線を走っては橋に登って島々をめぐりました。

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手をふる沿道のおばあちゃん。

ほっこりする島の光景です。


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豊島にある「むろきはら橋」。
急激な斜面を登るために島の中に作られたループ橋です。色使いが独特ですねえ。

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上蒲刈島の「であいの館」でお弁当を食べて、ラストの下蒲刈島へ。

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青い橋が、なんだか新鮮です。

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ここで、折り返し。来たのと反対側を通りながら、大崎下島へと戻っていきます。

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上蒲刈島の南側にある砕石所は、かなり雰囲気がありました。

南側の風景のほうが好きでした。海が広い感じがします。

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追い風だと、かなり気持ちがいい。

のどか・・・・・・。

「しまなみと違って、橋で通り抜けられない」ことがある意味、功を奏してか、とっても「のどかな風景」が広がっていました。


また、じっくり走りに来ます。

岡村島ナガタニ展望台へ登り小長港から大崎上島へ|第1話

島キャンプツーリング第1話



「ひさびさにキャンプツーリングがしたい。」

ランドナーの師匠キャンキャンさんとの再会。シクロの家で出会う、自転車旅人。そんなこんなで、ああ、キャンプツーリングに出ていないなあと気がついた。日帰りのツーリングは休日のたんびに出かけているし、8月には阿蘇への2泊3日のツーリングにも行った。阿蘇はタイトな日程である程度の距離を走らなくてはならなかったため、ロードバイクで、しかもゲストハウス泊だった。

4サイドバッグにテントやキャンプ道具を詰め込んで出かけよう。ちょうど、連休があったので前日から早速荷物を詰め込む。さて、どこに行くか・・・。島でキャンプをしたいと思った。ただ、この連休はちょうどしまなみ海道でサイクリング大会が開催されるときている。しまなみへ行っても、人が多いだろうということで、とりあえず「とびしま海道」の岡村島へフェリーで行ってみることにした。先日のとびしまツアーでも、岡村には寄っていなかった。ちょうどいい。

8:25今治発岡村行のフェリーに乗り込んだ。日曜日ということもあり、同じ船には20台近くものローディが乗っている。ツーリング車はぼくだけだ。1時間ほどの船旅で、岡村港へと着いた。

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大きな島ではないので、まずは一周してみた。南側は広めの道だったが、北側は細い細い海沿いの道で、辺鄙な島へ来ているという感じがする。岡村港周辺の集落は、道が入り組んでいて、路地裏に雰囲気があった。かなり昔から時が止まったような家々が立ち並んでいるのだが、島の人たちの生活感も感じられる。

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何を思ったか、「ナガタニ展望台」に登ってみることにした。この間、とびしまを走ってきたシクロの家のゲストさんが、とてつもなくキツイ坂で、しかし途中の景色はすごく良かったと言っていたのだ。しかも、急カーブでインコースをつくバイクが転げるポイントがあるらしく、そこには地元の人がインコースに軽トラを駐車して、大回りするようにしてくれているらしいという話も気になった。

確かに、一番えぐい急カーブの登り坂に白い軽トラが置かれていた。なるほど、これは転げるという坂だった。みかん畑の中を行く道も、なかなか良かった。もうだいぶ黄色い。

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この景色は、ナガタニ展望台からではない。

途中のみかん農家さんが、個人的に展望所&庭園を造園。勝手に入ってくださいということらしい。上の「ナガタニ」に行ってみると分かるのだが、ここの景色が特にすばらしい。大崎下島との間の海峡を船が行き来している。御手洗の町も見える。奥にはこれから渡る橋も。

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頂上のナガタニ展望台からは、広い範囲の海が望めた。遠くに来島海峡大橋、しまなみ海道も見える。日曜日であったが、僕の他には観光客もまったくいない。絶景を独り占めしている気がして気持ちが良かった。

さて、このあとどうしようか。

岡村島へ来ることだけは決めていたものの、それ以外全く決めていない気ままな旅。どこに行くのも自由。こんなに贅沢なことはないと思った。

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岡村から小さな橋を3つ越えて、とりあえず大崎下島へと上陸。ここはこの間のとびしまツアーで来ているので、町の位置関係はだいたい把握している。確か、大長港と小長港の2つの港からは大崎上島への船が出ていたはずだ。このままとびしま海道を渡って、豊島方面へ行くのも良い。フェリーの時間を見て、決めようと思った。

小長港へ行ってみると、次の大崎上島、明石港行きのフェリーが12:50。まだ50分ほどある。

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この間、時間の関係でしっかり見れなかった「大長」の町をじっくり見て回ることにした。ちいさな集落ではあるが、やはり路地が入り組んでいて風情と生活感がある。

ちなみに、「大長」は「おおちょう」、「小長」は「おちょう」と読むらしい。うむ、意外な読み方であるし、紛らわしい読み方でもある。

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大長の港は、海に浮かぶ駅舎のようだった。

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12:50発の明石港行きフェリー。僕のほかにも、ローディが5人ほど乗っている。

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大崎上島は、このあたりの比較的大きな島で唯一橋で繋がっていない島。



>> 第2話へ

大崎上島の南西・とびしま絶景ロードと大串キャンプ場|第2話

島キャンプツーリング第2話

第1話


ほんの15分ほどの船旅で、大崎上島の明石港へ。大崎上島に来るのは初めて。とりあえず一周してみたいと思った。自転車は左側通行ということから、島は時計回りに回るのが定石。ぼくもそれに倣って明石から西方向へ。

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今回、とびしま島走MAPを持って来ているので、これに情報を頼りながら。Google Mapは使わない。GPSに頼らない。もちろん迷うこともあるけど、道のつくりや山のカタチをじっくり見るようになる。自分の場所を把握するために、いろんなものを観察するようになる。敏感になる。

ということで、マップを頼りに何度も迷いながら「とびしま絶景ロード」という道へ。入り口がかなり分かりにくいものの、入ってしまえば分岐もないので道なりに。

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確かに絶景が続きますが、アップダウンの繰り返しでかなりきつい。4サイドバッグで登りはやはり重い。自分の体重でぐいぐいと押し込みながら登る。ようやく下りきると、目の前に砂浜が広がる。

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なんだか、いい感じ。妙にこの景色が気に入り、しばらくぼうっとしていた。途中で手に入れたミカンを食べる。美味い。少し走ってみると、この砂浜のところに大串キャンプ場というキャンプ場があることを知った。広いし、屋根もある。西を向いているから、夕陽もキレイそうだ。少し走ってスーパーで買い出ししてここの戻ってくるのもいいと思った。

スーパーに行くために地図を見ていたら「徳森食堂」の文字が目に入ってきた。そういえば、上島には美味しいラーメン屋があるって聞いたことがある。ここか。行ってみよう。

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徳森食堂。あまりにお腹が減っていたので、チャーシューメン大盛りを注文。店の中に池があり、鯉が泳いでいる。おばちゃんが一人で切り盛りしていた。途中、日本語のほとんどしゃべれない造船関係と思われる外国からのお客さんが来たが、おばちゃんは動じず思いっきり日本語でコミュニケーションが取れていた。さすがという感じ。

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美味しいラーメン、ごちそう様。

大串キャンプ場に戻る事にし、ホームページに書いてあった電話番号にかける。つながらない。携帯番号も書いてあったので、こちらにかけてみると、つながった。ただ、おいちゃんは今、大阪にいるという。どうやら大阪マラソンに参加していて走り終わったばかりらしい。おもしろい。とりあえず、テント張っていい許可をもらったので、自由にさせてもらう。

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抜群のロケーション。いい。これはいい。

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温泉まで行ってかえってくると、夕陽が沈んでしまいそうだ。というよりも、早く飲み始めたいので、温泉はパス。スーパーで買い込んできた「はげの薄造り」なる妙に気になる刺身をアテに飲み始め。

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最高に贅沢。


>> 第3話へ

とびしま大崎上島一周サイクリング~大串・木江・垂水を走る|第3話

島ツーリング第3話

第1話 第2話


早寝をしたら、早起きになる。夜が明ける前に目覚めて、珈琲をいれる。もちろんインスタント。UCC。太陽は山から昇った。携帯電話でしかしゃべってなかった管理人のおいちゃんが、朝集金に来た。このあたりでシーカヤックもやってらっしゃるらしい。

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今日も特別、予定があるわけでもないので、朝はゆっくりした。

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昨日は気が付かなかったが、湿地帯が広がっていた。手が入っていない感じが良かった。ただ太陽光発電のパネルが広がっていて、これからどんどん広がっていくのかもしれない。

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島を横切って、木江という町に向かった。東側の海岸沿いを走ってみる。ヤマザキショップで朝飯を買い込み、少し補給。補給をしていると、どこからか大音量の「軍艦マーチ」が。何事かと思っていると、前から来たおばちゃんが「軍艦マーチが流れたから船が出るよ。なかなか見れんから見るといい。堤防の方に行くと見えるよ。」どうやら造船所の出港式があるらしい。

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だから、軍艦マーチが流れていたのか。

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出航・・・・・・。大したことはなかった。むむむ。でも、朝から大音量の軍艦マーチはおもしろかった。

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木造5階建ての建物。これもおもしろい。

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木江から垂水に向けて海岸沿いを走ることにした。垂水港と白水港から竹原へフェリーが出ている。これに乗って竹原に渡ってしまおうと。大崎下島に戻って「とびしま海道」を走るのも悪くはないものの、この間走ったばかりだということもあるのでやめにした。尾道でゆっくりしよう。

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ちょうど出航時間に間に合ったので、垂水港からフェリーに乗り込んだ。寝るような時間もなく竹原の港に着いてしまった。大崎上島は思っていたよりもずっと広島の陸地部に近かった。

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もはや何度も来ている竹原の町をとりあえずぶらついて、いつもの喫茶店「プリンス」でコーヒーを一杯。平日だがお昼時ということもあり、なかなか繁盛していた。マスターが「待たせてごめんねぇ」と言って出してくださったコーヒーを味わいながら休憩。のんびりさせてもらった。

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さざなみ海道は、ストレスがたまる。交通量が多いうえに走りにくいときている。できる限り、裏道に逃げながら、といってもほとんどの場所で唯一ルートしかなく、他に選択肢がない、あっても山道なのだが・・・。

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日が暮れるのと同時に尾道に到着。町は路地裏に入るとなかなかおもしろかった。買い物帰りのおばちゃんやら、井戸端会議中のおばあさん。昔からの商店。犬の散歩。下校途中の高校生。そこに生活している人の感じが伝わってくるのがいい。人がほとんどいない場所を走っていたから、余計これがおもしろく感じるのかもしれないとも思った。ツーリング2日目が終わり。

明日は雨かもしれない。


>> 第4話へ

歌~戸崎フェリーを使って横島・田島の内海町をサイクリング|第4話

島キャンプツーリング第4話

第1話 第2話 第3話


午後から雨の予報だったので、一日動かずにいようかとも思っていたが、思いの外雨が遅れているらしく、夕方から雨が降る予報へと変わっていることに気が付いた。じっとしているのも、悪くはない。ただ、どこか走りに行きたいところが出来れば、走りに行こう。

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とりあえず、尾道から向島へ渡船で渡った。考えてみれば、向島というこの島。今治から最も離れていることもあって、いつも通過するだけの島になっていた。島の全体像が僕のなかではぼやっとしている島だった。ちょっと散策してみようと思った。

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小さな船をつくる小さな造船所が並んでいるところがあった。船こそ小さいものの、かなり近い場所で作業を見ることができた。これはおもしろい。意外と、路地も入り組んでおり、切り通しや丘などもたのしめた。向島もなかなかいい。

そういえば、向島から沼隈半島方面へフェリーが出ているということを聞いたことがあったのを思い出した。しまなみ海道を渡ってから鞆の浦経由で福山へ抜けることを考えていた人が使おうとしていたフェリーだ。たしか、「歌」とかいう変わった地名の港だった気がする。なんとなく、そちらの方面を走っていると「歌港はこちら」の看板を発見。看板に従っていくと、ここに本当に港があるのかと疑いたくなるような田舎道へと誘導され、畑が広がる一角にポツリとフェリー乗り場が現れた。ここか。

キップ売り場とかいくらかかるとかも分からずに、乗り場まで行くと、船の上から船長が手招きしている。とにかく乗れということらしい。その通りに乗ると、乗った瞬間にフェリーが動き出した。乗客は僕だけ。どうやら「時刻表」というものがないらしい。人が来たら乗せて出港。確かに反対側の戸崎港もすぐそこで、こちらからも見える距離である。

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あとから、知ったのだが、戸崎側には船を呼ぶための信号?ボタン?があるらしく、それで渡りたい意思表示をすると船が来てくれるというものらしい。ある意味、便利で無駄がないのかもしれないシステムが、なかなかおもしろかった。

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紫色というか、えんじ色のユニフォームが印象的な常石造船のある常石という町を通り抜けた。歩いている人のほとんどが、そのえんじ色の作業服。突如現れたファミリーマートも作業員の人しかいないような場所だった。大きな造船所だった。

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内海大橋という橋があることは知っていたし、年末に鞆の浦まで走った時に見かけてはいた。調べてみると、「田島」「横島」という2つの島、内海町というその町に繋がっている橋だった。何があるか分からないけれど、行ってみたいと思った。近くの「百島」という島も気になったものの、船で行くしか手段がなく、雨が降ってくる前に帰りたい僕には、「こっちは今度にしよう」という気にさせた。

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内海大橋までは、ガツンと坂道をのぼった。橋自体は細身で結構怖い。途中、天井がフルオープンになるのもなんとも頼りない。高所が得意でない僕には、あまり気持ちのいい橋とは言えなかった。もちろん景色は悪くない。

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田島も横島も、本当に何にもない島だった。

何もないのが良いといえばいい。

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路地をやたらに走ったり、海岸沿いをぐるっと走ってみたりした。

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おもしろかったのが、立ち寄った鮮魚店。生簀が真ん中にあり、生きた状態でタイなどの魚やシャコなどを売っている。小さな魚市場だった。奥の方には、スーパーマーケットにあるような商品ケースがあり、そこにはパックされた魚介類が並ぶ。

変な音がしている。

その商品ケースからパタパタと音がしている。最初、何の音なのかが分からなかった。不思議に思い、覗き込んでみると、やはりパックされた魚が陳列されている。その中の一つ、パックされた丸々一匹の鯛、470円がまだ生きている状態でパックされていたのだ。そのまだ生きている470円が、パタパタピチピチと威勢よく動いていたのである。



これには驚いた。今まで生きた状態でパックされ売られている魚って見たことがない。

これは新鮮!!と最初は思ったものの、よくよく考えたら締めていない状態で放置されているってことで、これってどうなんだろう?と思いはじめた。新鮮さや魚の美味さに関しては分からなかったが、とにかくその状態がおもしろかった。

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となりの食堂で、お昼ご飯を食べてみる事にした。ちょうどお腹が減ったし、せっかくだから刺身の定食を注文した。これが安くて美味かった。

空の色が悪い具合に変わってきている。

早く帰らねば。


>> 第5話へ

「あした」兼吉の丘と因島水軍スカイライン|最終話

島キャンプツーリング最終話

第1話 第2話 第3話 第4話


最終日、今日中に今治へ帰らなくてはならない。午前中はいつものように尾道の町をうろついた。しみず食堂で飯を食ってから、渡船で向島へと渡る。

大林監督の映画「あした」のロケ地、兼吉の丘。場所は地図上でわかってはいたものの、入り口やどうやっていくのかよくわからず、今まで行けてなかったここを、どうやったら行けるか道を探してみた。

渡船降りてすぐの造船所のあたりから登れるかとも思ったが、造船所の中を通らないと行けないような構造。横を通り抜ける道らしきものはない。ならば、南側からということで、丘の南側の住宅街をうろちょろ。荒神社という神社が丘の南側にあるので、ここを越えて行けるのではないかと、荒神社を目指す。

これが正解。

お墓の間の道を通り抜けると、みごとに丘の場所へ!

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ここまでくると、ようやく看板が。

ここまでの間、いっさい看板は発見できず・・・。

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なかなかの眺望。いつも千光寺公園、尾道側からの水道の景色ばかりだったので、これはなんだか新鮮だった。だれもいない静かな丘で、船が行き来するのをぼおっと眺めているのが、とても心地よい時間。

あまりにのんびりしてしまって、出発が大分遅れてしまった。

今度あるサイクリングツアーアテンドの仕事で、因島水軍スカイラインを走る予定なので、その下見と時間計測のために、因島は東側のルートを走った。

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ひたすらアップダウンを繰り返す厳しいルートだとは聞いていたもの、4サイドバックの荷物満載のランドナーにはかなり厳しかった。ただ景色はいい。

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建物よりはるかに大きな船が建造されている。

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かなり時間がかかったものの、土生(はぶ)の町へ到着。日立造船で栄えた町。昭和の雰囲気を残す商店街が残っている。なかなか風情がある。日が暮れはじめている。

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途中、野良犬の集団に遭遇。しまなみの島々を含め、このあたりは案外、野良犬が多く生息している。襲われたとかいう話を聞かないからおそらく島に住んでいる人たちと共存しているんだろうなとも思う。ただ、集団でいるとさすがに怖い。

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伯方島で日が暮れた。

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夜の来島海峡大橋。橋までの上り坂の部分に街灯が少なくとにかく暗い。橋まで登ってしまうと、走りやすい。暗いから高さもよくわからない感じ。何というか、宇宙感があって走っていて夜もなかなかいい感じと思った。

短い旅をしていて、ほとんど4サイドバッグのキャンプツーリングサイクリストには出会わなかったものの、しまなみ・とびしま界隈はキャンプツーリングと相性がとてもいいと思う。もっともっと素敵なロケーションのキャンプ場があるだろうし、無料のキャンプ場も多い。

普段、通り抜けるだけのしまなみ海道も、滞在するとまた違った面白さが見えてくるのかもしれない。

またこんな旅をしよう。

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しまなみ海道:今治
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のんびり走るのが専門です.生まれつき方向音痴で雨男.愛車はMTBのTarow号とランドナーのJirow号.よく「モン太郎」を連れて旅しています.
2015年からしまなみに移住。

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