四国遍路旅のお接待文化 四国巡礼第11・12話
2009 2 26
四国88ヶ所巡礼 第11日目
愛媛県久万高原
8:00
宿を出発。今日、は少し離れた岩屋寺まで往復したのち、寺数を稼いで道後温泉に一泊するという作戦。
距離はそんなに長くなく、下り基調のルート。いつもより少し遅めの出発です。
まずは近くの44番大宝寺にお参り。
これでいよいよ半分です!!!

霧が立ち込める中、参道を進んでいきます。杉やヒノキの原生林の中にお寺はあり、

なんとも神秘的な雰囲気があります。
ここからは、県道12号を次の45番岩屋寺まで約20㎞の往復です。
県道12号は2つのアップダウンがあり、朝から脚を攻めてきます・・・。
どうせ戻ってくるなら・・・と、途中に荷物を置いていきました。
帰りに回収しましょう。
都会では出来ない芸当ですね!ほんと、ものすごい田舎です。←田舎好き
9:40
45番岩屋寺到着。
参道を5分ほど歩いて登ります。

「岩屋寺」という名称の通り、ものすごくでかい岩盤(高さ20mくらいはあるか?)の下側にめり込むようにお寺が建てられています・・・。
この岩の圧迫感に圧倒され・・・かなりちびってびびってました(=_=;)
半端じゃない迫力です。

県道12号を戻り、荷物を回収し、久万高原に戻ってきました。
久万高原のコンビニエンスストアで昼食です。
12:10
僕らは国道33号線に復帰し、三坂峠へと突入していきます。久万高原がもうすでに標高が高い為、ある程度登った所からはずっと下りになります。

三坂峠、頂上付近。
ふと地図を見ると、塩ヶ森トンネルの少し手前で細い道が地図上にはあるではありませんか!!
ここに入れればかなりの近道になるに違いない!!
多分、ここだろうという入り口を発見し侵入していきます。
もし間違えていたらとんでもない方向に・・・不安がよぎります。
ものすごく細く、急カーブでガードレールもないような急坂でした\(◎o◎)/!
コントロールミスって転落したら一貫の終わりです!
地元の人しか通らないような農道でした。
でもこの近道は正解で、
46番47番の浄瑠璃寺・八坂寺のちょうど前に出ました!!

13:00
46番浄瑠璃寺
47番八坂寺
14:00
48番西林寺
49番浄土寺
浄土寺ではお参りに来ていた地元のおばさんとお話をしました。
「ここまでよう頑張ってきた!ここからも頑張り!!」と別れ際にぼくらに1000円ずつ渡してくださいました。
見ず知らずの僕らにです。
最初、頂くことに躊躇しましたが、「これが四国の遍路さんにたいする文化なんよ」と四国の方々の遍路さんにたいする考え方、習慣、信仰を話して頂き、ぼくらはありがたく頂くことにしました。
慣習に乗っ取り、「南無大師遍照金剛」を唱えさせていただき、自分の納め札をお渡ししました。
四国の「お接待」文化には驚かされます。
沿道の方々がお茶を差し出してくださったり、お弁当をくださったり、休憩所に案内してくれたり・・・。
これらのお接待には、施しをすることで行・功徳になるという信仰や「自分の分までお参りしてください」という意味も込められていると言います。
僕たちは事前にこういう文化があるということを知らなかったので、四国を旅して驚かされることがたくさんありました。このような文化が古くからあり、しかも今なお続いているということ、これは素晴らしいことだと思います。感謝と敬意の心を持って、お接待を受けるようにしようと考えるようになりました。
15:00
50番繁多寺をお参り。
松山市内に入っていきます。


↑
15:40
51番の石手寺
宿は松山ユースホステルに決めました。
松山ユースホステルは遍路さんは素泊まり2100円で泊めていただけました。ありがたいことです。
夜は、道後温泉の本館に立ち寄りました。

3000年の歴史のある温泉・・・。とても雰囲気のある温泉でした。

風呂上がりに一六タルトとしょうゆ餅を頂きました。
2009 2 27
一日中、大雨なので松山ユースホステルにもう一泊!完全休養日!!



四国88ヶ所巡礼 第11日目
愛媛県久万高原
8:00
宿を出発。今日、は少し離れた岩屋寺まで往復したのち、寺数を稼いで道後温泉に一泊するという作戦。
距離はそんなに長くなく、下り基調のルート。いつもより少し遅めの出発です。
まずは近くの44番大宝寺にお参り。
これでいよいよ半分です!!!

霧が立ち込める中、参道を進んでいきます。杉やヒノキの原生林の中にお寺はあり、

なんとも神秘的な雰囲気があります。
ここからは、県道12号を次の45番岩屋寺まで約20㎞の往復です。
県道12号は2つのアップダウンがあり、朝から脚を攻めてきます・・・。
どうせ戻ってくるなら・・・と、途中に荷物を置いていきました。
帰りに回収しましょう。
都会では出来ない芸当ですね!ほんと、ものすごい田舎です。←田舎好き
9:40
45番岩屋寺到着。
参道を5分ほど歩いて登ります。

「岩屋寺」という名称の通り、ものすごくでかい岩盤(高さ20mくらいはあるか?)の下側にめり込むようにお寺が建てられています・・・。
この岩の圧迫感に圧倒され・・・かなり
半端じゃない迫力です。

県道12号を戻り、荷物を回収し、久万高原に戻ってきました。
久万高原のコンビニエンスストアで昼食です。
12:10
僕らは国道33号線に復帰し、三坂峠へと突入していきます。久万高原がもうすでに標高が高い為、ある程度登った所からはずっと下りになります。

三坂峠、頂上付近。
ふと地図を見ると、塩ヶ森トンネルの少し手前で細い道が地図上にはあるではありませんか!!
ここに入れればかなりの近道になるに違いない!!
多分、ここだろうという入り口を発見し侵入していきます。
もし間違えていたらとんでもない方向に・・・不安がよぎります。
ものすごく細く、急カーブでガードレールもないような急坂でした\(◎o◎)/!
コントロールミスって転落したら一貫の終わりです!
地元の人しか通らないような農道でした。
でもこの近道は正解で、
46番47番の浄瑠璃寺・八坂寺のちょうど前に出ました!!

13:00
46番浄瑠璃寺
47番八坂寺
14:00
48番西林寺
49番浄土寺
浄土寺ではお参りに来ていた地元のおばさんとお話をしました。
「ここまでよう頑張ってきた!ここからも頑張り!!」と別れ際にぼくらに1000円ずつ渡してくださいました。
見ず知らずの僕らにです。
最初、頂くことに躊躇しましたが、「これが四国の遍路さんにたいする文化なんよ」と四国の方々の遍路さんにたいする考え方、習慣、信仰を話して頂き、ぼくらはありがたく頂くことにしました。
慣習に乗っ取り、「南無大師遍照金剛」を唱えさせていただき、自分の納め札をお渡ししました。
四国の「お接待」文化には驚かされます。
沿道の方々がお茶を差し出してくださったり、お弁当をくださったり、休憩所に案内してくれたり・・・。
これらのお接待には、施しをすることで行・功徳になるという信仰や「自分の分までお参りしてください」という意味も込められていると言います。
僕たちは事前にこういう文化があるということを知らなかったので、四国を旅して驚かされることがたくさんありました。このような文化が古くからあり、しかも今なお続いているということ、これは素晴らしいことだと思います。感謝と敬意の心を持って、お接待を受けるようにしようと考えるようになりました。
15:00
50番繁多寺をお参り。
松山市内に入っていきます。


↑
15:40
51番の石手寺
宿は松山ユースホステルに決めました。
松山ユースホステルは遍路さんは素泊まり2100円で泊めていただけました。ありがたいことです。
夜は、道後温泉の本館に立ち寄りました。

3000年の歴史のある温泉・・・。とても雰囲気のある温泉でした。

風呂上がりに一六タルトとしょうゆ餅を頂きました。
2009 2 27
一日中、大雨なので松山ユースホステルにもう一泊!完全休養日!!



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