北海道一人旅2009 プロローグ:ぼくと一人旅
―――――プロローグ
2009年の夏休み、ぼくは無性に一人旅がしたくなった、と同時に、その前の年に行った北海道が忘れられず一人旅にでました。目的地も定めず、とにかく北海道に行きたかった。一人で走りたかった。どこか遠くへ!
この年、ぼくは一旦サイクリング部から退きました。
ぼくは決してサイクリング部の一員として大人数で走ることが嫌いなわけでは無かったです。でもやはり旅の原点は一人旅。何から何まで一人でやらなければならないし、全部自分の責任。孤独でもある。でも一人旅には「自由」があって、なにしろ人との出会いが何倍も濃厚なのです。
集団で走っていると、どうしてもその中だけになってしまいます。開放的な旅のはずが閉鎖的なのです。地元の人に声をかけてもらって、コミュニケーションがとれたり、他の旅人とのコミュニケーションがとれる可能性が明らかに一人旅の方が大きい。ぼくが旅に求めているものの一つがそれでした。何十人もの集団で、決められたルート、決められた時間で同じメンツで走るのは僕の求めていた旅では無かったのです。
ぼくは2回生に上がってから、サイクリング部を休部(幽霊部員化)し、一人で走りまわることが増えてきました。
一人旅がぼくのしたい旅なんだと気づかせてくれたのは、最初の一人旅。2008年の9月に行った2泊3日の京都旅。

初めて一人で輪行をし、初めてライダーハウスというモノに宿泊したのでした。
その時の同宿の仲間や京都大原の風景は、今でも忘れません。
●北海道への出発
2009年夏のサイクリング部のツアーは九州。色んな先輩からの誘いもありましたがすべて断り、僕は一人北海道は函館へ向かいました。
2009年9月12日の出発。


函館での宿泊は京都のライダーハウスでさすらいの旅人から聞いた有名なライダーハウス「ライムライト」。

(この年からまさか4年連続で宿泊することになるとは、この時はつゆしらず。)
とにかくこのライダーハウスは居心地が良い。そして一泊1000円という安さ。
オーナー二人にも「明日も泊まってきなよ~」と猛烈に誘われ、天候もあまりよくないと来ている。
う~む、いきなり出発するのは余りにも惜しい・・・
しかも観光スポットも美味いもんも満載ときてる・・・
函館入りしていきなり3日間、沈没してしまう結果に。
まあ、こんなこともありまさ~
●函館で沈没
以下、沈没時の写真たち。

初めてみた函館の夜景・・・。同室になったライダー、野口さんと温泉で意気投合し、二人で函館山をめざしブラブラ歩いていると、美咲タクシーの伊藤さんという方に声をかけられ、2000円という破格で函館一周観光を案内してくれることに!伊藤さんはぼくが自転車旅人だということを風貌から察し、破格で案内してくださったのでした。二人で2000円です。今考えると函館ではあり得ない価格です。

函館山から教会群、ベイエリアまで、ひととおり1時間以上も周ってくださいました。

この時見た光景。全てのものがキラキラしていて、一瞬のうちに「函館」という町に惚れこんでしまったのでした。この時の興奮を超える風景に、ぼくはいまだに会っていません。
○朝市

○昼間の元町の散策

○函館のご当地バーガー、ラッキーピエロの味も覚えました。

すっかり函館を満喫してしまい、どっぷり函館にハマり、なかなか出発できそうにありませんでしたが、そこはなんとか意を決して、晴れ予報の4日目についに走り始めたのでした。
こんな沈没も一人旅ならでは。
ということで、今年も北海道のシーズンが近づいてきたことですし、ぼくの初めての北海道一人旅の様子を少しずつアップしていきます。宜しくお願いしますm(__)m
2009年の夏休み、ぼくは無性に一人旅がしたくなった、と同時に、その前の年に行った北海道が忘れられず一人旅にでました。目的地も定めず、とにかく北海道に行きたかった。一人で走りたかった。どこか遠くへ!
この年、ぼくは一旦サイクリング部から退きました。
ぼくは決してサイクリング部の一員として大人数で走ることが嫌いなわけでは無かったです。でもやはり旅の原点は一人旅。何から何まで一人でやらなければならないし、全部自分の責任。孤独でもある。でも一人旅には「自由」があって、なにしろ人との出会いが何倍も濃厚なのです。
集団で走っていると、どうしてもその中だけになってしまいます。開放的な旅のはずが閉鎖的なのです。地元の人に声をかけてもらって、コミュニケーションがとれたり、他の旅人とのコミュニケーションがとれる可能性が明らかに一人旅の方が大きい。ぼくが旅に求めているものの一つがそれでした。何十人もの集団で、決められたルート、決められた時間で同じメンツで走るのは僕の求めていた旅では無かったのです。
ぼくは2回生に上がってから、サイクリング部を休部(幽霊部員化)し、一人で走りまわることが増えてきました。
一人旅がぼくのしたい旅なんだと気づかせてくれたのは、最初の一人旅。2008年の9月に行った2泊3日の京都旅。

初めて一人で輪行をし、初めてライダーハウスというモノに宿泊したのでした。
その時の同宿の仲間や京都大原の風景は、今でも忘れません。
●北海道への出発
2009年夏のサイクリング部のツアーは九州。色んな先輩からの誘いもありましたがすべて断り、僕は一人北海道は函館へ向かいました。
2009年9月12日の出発。


函館での宿泊は京都のライダーハウスでさすらいの旅人から聞いた有名なライダーハウス「ライムライト」。

(この年からまさか4年連続で宿泊することになるとは、この時はつゆしらず。)
とにかくこのライダーハウスは居心地が良い。そして一泊1000円という安さ。
オーナー二人にも「明日も泊まってきなよ~」と猛烈に誘われ、天候もあまりよくないと来ている。
う~む、いきなり出発するのは余りにも惜しい・・・
しかも観光スポットも美味いもんも満載ときてる・・・
函館入りしていきなり3日間、沈没してしまう結果に。
まあ、こんなこともありまさ~
●函館で沈没
以下、沈没時の写真たち。

初めてみた函館の夜景・・・。同室になったライダー、野口さんと温泉で意気投合し、二人で函館山をめざしブラブラ歩いていると、美咲タクシーの伊藤さんという方に声をかけられ、2000円という破格で函館一周観光を案内してくれることに!伊藤さんはぼくが自転車旅人だということを風貌から察し、破格で案内してくださったのでした。二人で2000円です。今考えると函館ではあり得ない価格です。

函館山から教会群、ベイエリアまで、ひととおり1時間以上も周ってくださいました。

この時見た光景。全てのものがキラキラしていて、一瞬のうちに「函館」という町に惚れこんでしまったのでした。この時の興奮を超える風景に、ぼくはいまだに会っていません。
○朝市

○昼間の元町の散策

○函館のご当地バーガー、ラッキーピエロの味も覚えました。

すっかり函館を満喫してしまい、どっぷり函館にハマり、なかなか出発できそうにありませんでしたが、そこはなんとか意を決して、晴れ予報の4日目についに走り始めたのでした。
こんな沈没も一人旅ならでは。
ということで、今年も北海道のシーズンが近づいてきたことですし、ぼくの初めての北海道一人旅の様子を少しずつアップしていきます。宜しくお願いしますm(__)m
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