第6話 伝説の秘湯をさがす旅 【北海道2009】
2009.9.22
この情報を温泉マニアの方から頂いたのでした。
「もう取り壊されるのも時間の問題。北海道で一番の湯だから、自己責任で行ってくるといい」
そういう場所だそうです。
今日は一日雨の予報。
洞爺湖を出発し、噴火湾沿いに戻ってきました。
セイコーマートで補給しながら、伊達市に入っていきます。

白鳥大橋という橋で、室蘭市内に入ろうとしますが・・・。
「自動車専用」
遠回りしないと室蘭には入れないことが明らかに・・・(+o+)
雨も強くなってきたので、絶景で知られるチキウ岬や測量山は諦め、例の温泉を目指すことにします。

地元のお年寄りが自己責任で入浴しているその温泉は、市に許可されてるわけでなく、しかも禁止になるのも時間の問題というわけありの場所であり、地元の方々が健康のためにひっそりはいっている温泉ということもあり、場所などは一切非公開なのだそう・・・。
情報をくれた方も大体の場所だけ教えてくれ、あとは自分で探してくださいとのこと。
大体そのあたりに来たのですが、どこから入るのか分かりません(=_=)
駅と港の間を行ったり来たり。一時間ほど辺りをさまよいましたが一向に見つかりません。
諦めかけますが、ここまできたら入りたい。
勇気をもって地元の人に聞いてみることに。
一人目のおばさんは「知らない」
二人目のおじさんは教えてくれず・・・(やっぱり秘密なのか)
ようやく三人目のおじさんで有力な情報が!!
地図も書いてくださいました。まだ入れる状態にはあるとのこと。

地図通り来たのがここ。
立ち入り禁止の看板が目印って・・・これか((+_+))

こんな感じの道を進み・・・

発見です!
情報では赤いトタンの小屋ということでしたが、青いトタンの小屋でした。
あとから聞いたのですが、数年前までもっと断崖にあり、崩落寸前ギリギリのところで、今の場所に移転したとのこと。現在も日に日に断崖が迫ってきているとのことです。

小屋の中は、脱衣所と浴槽。
すべて地元の方々の手作り。入浴は無料ですが、維持のためカンパを募る箱が設置されていました。

緑がかった温泉が、ものすごい勢いで注がれています。少し硫黄の匂いもしますね。
じゃんじゃん湯船から溢れる勢いです。

湯加減、肌触りが抜群。
北海道一の泉質といわれるゆえんが分かるようです。
温泉をでるとその後ずっとほかほかで、肌はつるつるになりました(@@)!
僕が湯船から出ると、ぞくぞくと地元の方々がやってきました。
「勝手に入らせていただいてすみません」と事後報告で断ると、みなさん優しく外部の僕に接してくださいました。みんなこの温泉を愛していることが凄く伝わってきました。一人のおばあちゃんは、毎朝・毎晩ここに来るのが楽しみなんだとか。

しかし実際に来てみて、やはり場所が場所・・・。ヤバい場所にこの温泉はありました。
行政に禁止されなくとも、崩落のスピードが速く、あと数年持つかどうかとのことでした。

ほかほかの状態を維持しながら、雨の中カッパを着こみ走り続けますが、やはり雨は冷たい。
一気にカラダを冷やし、びしょびしょの状態で苫小牧の健康ランド「いといの湯」にチェックイン。
(この健康ランドは翌年、廃業)
追記:
翌々年、この近くを通ることがあり、少し気になり地元の方に現在の様子をうかがってみた所、今はもう完全に入れないとのこと。小屋もほぼ落ちかけているとか。あのお湯にもう入れないのはなんだか寂しかったですが、仕方がないですよね。
伝説の温泉が北海道某所、僕のルート上にある…。
断崖絶壁の絶景を望める場所にあり、泉質・温度・湯量は抜群。地元の有志の方々により作られたこの温泉は、地元の高齢者や全国の温泉マニアにも愛されている素晴らしい温泉。
温泉マニアの人なら一度は聞いたことのある有名な場所。
しかし、崩落・浸食のすすんでいる超危険な場所にあるため、行政はこの温泉を撤去するように要請、立ち入りを禁止するという事態となっており、行政と有志の方々が対立している場所でもある。
この情報を温泉マニアの方から頂いたのでした。
「もう取り壊されるのも時間の問題。北海道で一番の湯だから、自己責任で行ってくるといい」
そういう場所だそうです。
今日は一日雨の予報。
洞爺湖を出発し、噴火湾沿いに戻ってきました。
セイコーマートで補給しながら、伊達市に入っていきます。

白鳥大橋という橋で、室蘭市内に入ろうとしますが・・・。
「自動車専用」
遠回りしないと室蘭には入れないことが明らかに・・・(+o+)
雨も強くなってきたので、絶景で知られるチキウ岬や測量山は諦め、例の温泉を目指すことにします。

地元のお年寄りが自己責任で入浴しているその温泉は、市に許可されてるわけでなく、しかも禁止になるのも時間の問題というわけありの場所であり、地元の方々が健康のためにひっそりはいっている温泉ということもあり、場所などは一切非公開なのだそう・・・。
情報をくれた方も大体の場所だけ教えてくれ、あとは自分で探してくださいとのこと。
大体そのあたりに来たのですが、どこから入るのか分かりません(=_=)
駅と港の間を行ったり来たり。一時間ほど辺りをさまよいましたが一向に見つかりません。
諦めかけますが、ここまできたら入りたい。
勇気をもって地元の人に聞いてみることに。
一人目のおばさんは「知らない」
二人目のおじさんは教えてくれず・・・(やっぱり秘密なのか)
ようやく三人目のおじさんで有力な情報が!!
地図も書いてくださいました。まだ入れる状態にはあるとのこと。

地図通り来たのがここ。
立ち入り禁止の看板が目印って・・・これか((+_+))

こんな感じの道を進み・・・

発見です!
情報では赤いトタンの小屋ということでしたが、青いトタンの小屋でした。
あとから聞いたのですが、数年前までもっと断崖にあり、崩落寸前ギリギリのところで、今の場所に移転したとのこと。現在も日に日に断崖が迫ってきているとのことです。

小屋の中は、脱衣所と浴槽。
すべて地元の方々の手作り。入浴は無料ですが、維持のためカンパを募る箱が設置されていました。

緑がかった温泉が、ものすごい勢いで注がれています。少し硫黄の匂いもしますね。
じゃんじゃん湯船から溢れる勢いです。

湯加減、肌触りが抜群。
北海道一の泉質といわれるゆえんが分かるようです。
温泉をでるとその後ずっとほかほかで、肌はつるつるになりました(@@)!
僕が湯船から出ると、ぞくぞくと地元の方々がやってきました。
「勝手に入らせていただいてすみません」と事後報告で断ると、みなさん優しく外部の僕に接してくださいました。みんなこの温泉を愛していることが凄く伝わってきました。一人のおばあちゃんは、毎朝・毎晩ここに来るのが楽しみなんだとか。

しかし実際に来てみて、やはり場所が場所・・・。ヤバい場所にこの温泉はありました。
行政に禁止されなくとも、崩落のスピードが速く、あと数年持つかどうかとのことでした。

ほかほかの状態を維持しながら、雨の中カッパを着こみ走り続けますが、やはり雨は冷たい。
一気にカラダを冷やし、びしょびしょの状態で苫小牧の健康ランド「いといの湯」にチェックイン。
(この健康ランドは翌年、廃業)
追記:
翌々年、この近くを通ることがあり、少し気になり地元の方に現在の様子をうかがってみた所、今はもう完全に入れないとのこと。小屋もほぼ落ちかけているとか。あのお湯にもう入れないのはなんだか寂しかったですが、仕方がないですよね。
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