国道363号中津川~阿木|木曽旅ひとり旅|第4話
第4話:国道363号中津川~阿木
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2013.5.5
妻籠馬篭の宿場町を訪ねることを諦め、国道19号をそのまま南下。

中津川市の標識発見!!ここから岐阜県です(*^^*)…(というか、いままで長野県だったのですね…今把握)
何度かアップダウンを繰り返した後、遠くのほうに町が見えてきます。この旅、久しぶりの“都会”です。なかなか大きな盆地で、斜面にもぎっしり家々が建っている光景。大きな町。

ここからは①.恵那という隣町を経由して岩村へと抜けるルートと、②.中津川から国道363号に折れて阿木という町経由で岩村へ抜けるルートの二つのルートが考えられます。
①のほうが平坦そうで、②のほうは地図上で明らかに道がうねっています…山道でしょうね。
しかし地図を見ると②のルート上には「農村景観日本一の素朴な里の風景」とあるではありませんか。これは興味をそそられます。ここまで農村の風景の魅力にかなり魅了されていた僕にとって、この謳い文句はこっちの道を選ぶ大きなインセンティブになりました(*^^*)
山を登ってでも農村景観日本一を見に行こうではありませんか!!

国道363号に突入!!車通りがほとんどありません…。

川沿いから離れた瞬間…激坂うねうね道です。久々のサイクリングなのとかなりのオーバーウェイト(*_*)のため全然足が回りません…。もう乗るのはあきらめて自転車を押して上がります。

頂上が来ない来ない…はたして日没までに登り切れるのでしょうか。とりあえず今日の目標キャンプ地は30㎞ほど先の道の駅「上矢作」に設定。登り切ってしまえば基本は下り坂のはず。どのくらいの時間で登り切れるかどうかがキーとなりそうです。それにしても狭い道だし暗いし怖いな…お化けでも出そうだ。

そらきついわけだ…
くねくねと蛇行したり押したりしながらも1時間以上登りつづけ、ようやく峠の頂上に辿り着きます。もうへろへろなので、道端に自転車を停め道路の隅に座り込んでいました。

ふと今から下る坂道のほうに目をやると、反対側の坂道から荷物を大量に積んだ自転車がこちらに上ってくるではありませんか!へろへろでヨタヨタ登ってきているのに満面の笑顔でこちらに手を振っています。よくよく見ると外国のお方です!ふたりとも汗びっしょりで息も整わないまま、おしゃべりを始めます。

彼はスウェーデン人で鹿児島から北海道に走ってると言うではないですか!(片言の英語でジェスチャーや地図を使っての会話です)ぼくも去年似たようなルートで鹿児島から青森まで走っていたので、ここからの道やおすすめ情報を提供、彼はスウェーデンのフィヨルドの風景写真を見せてくれました。旅人同士に国境はありません。言語すらも必要ないのかもしれません。今度はぼくがスウェーデンに走りに行ったらまた会う約束をし、固い握手で別れました。

棚田のある農村の風景のなかで夕陽の時間です。
もう道の駅まで行くのは諦めます。阿木という町の湖のほとりに「中の島公園ふれあいの里」というキャンプ場があるのでそこに目的地を変更しました。山越えがかなり効いてもう足がヘロヘロです…。

どこか食堂で夕飯を食べるか、食材を手に入れたいところ…温泉もあればお風呂にも入りたい(2日間風呂に入っていない)…しかしどこを見渡してもそんなもんは無い…かなりの田舎に来てしまったようだ(*_*)手持ちの食料は途中で買ったカップヌードルのみ。これじゃ明日走れないぞ…という不安を抱えながらも、キャンプ場に到着してしまいました。もう7時近いというのになぜか管理人さんは管理人室にいて、飛び込みだったのに快く受付してくれました。
緑の深い本当に静かなキャンプサイトでした。
≫阿木川湖パターゴルフ場&中の島公園ふれあいの里HP
≫こじこじ つれ2 HPさんの記事
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2013.5.5
妻籠馬篭の宿場町を訪ねることを諦め、国道19号をそのまま南下。

中津川市の標識発見!!ここから岐阜県です(*^^*)…(というか、いままで長野県だったのですね…今把握)
何度かアップダウンを繰り返した後、遠くのほうに町が見えてきます。この旅、久しぶりの“都会”です。なかなか大きな盆地で、斜面にもぎっしり家々が建っている光景。大きな町。

ここからは①.恵那という隣町を経由して岩村へと抜けるルートと、②.中津川から国道363号に折れて阿木という町経由で岩村へ抜けるルートの二つのルートが考えられます。
①のほうが平坦そうで、②のほうは地図上で明らかに道がうねっています…山道でしょうね。
しかし地図を見ると②のルート上には「農村景観日本一の素朴な里の風景」とあるではありませんか。これは興味をそそられます。ここまで農村の風景の魅力にかなり魅了されていた僕にとって、この謳い文句はこっちの道を選ぶ大きなインセンティブになりました(*^^*)
山を登ってでも農村景観日本一を見に行こうではありませんか!!

国道363号に突入!!車通りがほとんどありません…。

川沿いから離れた瞬間…激坂うねうね道です。久々のサイクリングなのとかなりのオーバーウェイト(*_*)のため全然足が回りません…。もう乗るのはあきらめて自転車を押して上がります。

頂上が来ない来ない…はたして日没までに登り切れるのでしょうか。とりあえず今日の目標キャンプ地は30㎞ほど先の道の駅「上矢作」に設定。登り切ってしまえば基本は下り坂のはず。どのくらいの時間で登り切れるかどうかがキーとなりそうです。それにしても狭い道だし暗いし怖いな…お化けでも出そうだ。

そらきついわけだ…
くねくねと蛇行したり押したりしながらも1時間以上登りつづけ、ようやく峠の頂上に辿り着きます。もうへろへろなので、道端に自転車を停め道路の隅に座り込んでいました。

ふと今から下る坂道のほうに目をやると、反対側の坂道から荷物を大量に積んだ自転車がこちらに上ってくるではありませんか!へろへろでヨタヨタ登ってきているのに満面の笑顔でこちらに手を振っています。よくよく見ると外国のお方です!ふたりとも汗びっしょりで息も整わないまま、おしゃべりを始めます。

彼はスウェーデン人で鹿児島から北海道に走ってると言うではないですか!(片言の英語でジェスチャーや地図を使っての会話です)ぼくも去年似たようなルートで鹿児島から青森まで走っていたので、ここからの道やおすすめ情報を提供、彼はスウェーデンのフィヨルドの風景写真を見せてくれました。旅人同士に国境はありません。言語すらも必要ないのかもしれません。今度はぼくがスウェーデンに走りに行ったらまた会う約束をし、固い握手で別れました。

棚田のある農村の風景のなかで夕陽の時間です。
もう道の駅まで行くのは諦めます。阿木という町の湖のほとりに「中の島公園ふれあいの里」というキャンプ場があるのでそこに目的地を変更しました。山越えがかなり効いてもう足がヘロヘロです…。

どこか食堂で夕飯を食べるか、食材を手に入れたいところ…温泉もあればお風呂にも入りたい(2日間風呂に入っていない)…しかしどこを見渡してもそんなもんは無い…かなりの田舎に来てしまったようだ(*_*)手持ちの食料は途中で買ったカップヌードルのみ。これじゃ明日走れないぞ…という不安を抱えながらも、キャンプ場に到着してしまいました。もう7時近いというのになぜか管理人さんは管理人室にいて、飛び込みだったのに快く受付してくれました。
緑の深い本当に静かなキャンプサイトでした。
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中の島公園ふれあいの里
岐阜県中津川市阿木2780−1
0573-63-2880
テントサイト 1張1泊1,570円
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