木曽旅ひとり旅の目次

≫第1話 早朝の奈良井宿
奈良井宿…中山道の中間地点に位置する宿場町。江戸時代の風情が当時の状態そのままといっていいほど残されています。今回のぼくの旅の一つの大きな目的地。寒さで目が覚めた…ぼくは奈良井宿のすぐ手前の道の駅「ならかわ」で野宿をしていました。前日に少し雨に降られたので大事をとって屋根のあるところにテントを設置。下が板張りということもあり、かなり快適な寝床となりました。快適とはいえ、結構な山に来ていますから当然、朝方は冷え込みました。
≫第2話 鳥居峠、木曽福島の地酒「中乗さん」
早朝の奈良井宿でのんびり過ごし・・・さて、立ち去るのが名残惜しいですが出発です。奈良井宿を出るとすぐに鳥居峠が待ち構えます。峠といっても今はトンネル。急な坂道を上る必要はなさそうです。トンネルの入り口まで来てみると自転車は歩道へという看板…右側にほそーい歩道がついています…(;・∀・)ここを行くしかないのでしょうか。2㎞近くある長ーいトンネルで交通量も多いので車道を突っ走るわけにはいかなそうです。
≫第3話 一期一会のサイクリング
たまたま訪ねることになった木曽福島の地酒「中乗さん」の酒蔵を、2Lの水で重くなった自転車をこぎこぎ走り出しました。酒蔵のみなさんのあたたかさに心がぽっとした感じがします。木曽福島も山間の温泉地といった感じで好きな雰囲気でした。手作りのお酒酵母のパンで補給(*´ω`*)道の駅「木曽福島」はかなり混んでいたのでトイレ休憩だけ。山と山の間に雪のまだ残る御岳が綺麗に見えました。ここからは例のごとく国道19号をそれて対岸を走る県道508号線を走ることにします。
≫第4話 国道363号中津川~阿木
妻籠馬篭の宿場町を訪ねることを諦め、国道19号をそのまま南下。中津川市の標識発見!!ここから岐阜県です(*^^*)…(というか、いままで長野県だったのですね…今把握)何度かアップダウンを繰り返した後、遠くのほうに町が見えてきます。この旅、久しぶりの“都会”です。なかなか大きな盆地で、斜面にもぎっしり家々が建っている光景。大きな町。ここからは①.恵那という隣町を経由して岩村へと抜けるルートと、②.中津川から国道363号に折れて阿木という町経由で岩村へ抜けるルートの二つのルートが考えられます。
≫第5話 腹ぺこマンが行く早朝の阿木・岩村
岐阜は中津川の山奥、中の島公園ふれあいの里キャンプ場にて朝を迎えます。GWまっただ中だというのにキャンプ客はぼくひとり…この広いキャンプサイトを独り占めしておりました。鳥のさえずりと澄んだ空気が清々しい気分にさせてくれます。テントをたたんで、コーヒーを淹れ、朝食!!…と行きたいところですが、あいにく食料はクリームパン一個…(゜゜)いや実にキビシイ。少しでも満腹感を出すためにとにかく噛むことに専念します。噛む回数が多いほど満腹になりやすいと聞いたことがあります…
≫第6話 三大山城・女城主の岩村城
腹ペコのへろへろ旅人と化してましたが何とか朝食にありつき、元気回復です('ω')ノ朝ご飯を食べ終わってベンチで地図を見ていると…岩村城跡『日本三大山城のひとつ、別名「霞が城」現在は石垣のみだが霧が出ると幻想的』とあります。場所も岩村の町並みからすぐのところですな。これは行ってみたい(*^^*)ということで、案内看板にしたがって町から外れていきます。少し登ったところに駐車場があったので、そこに駐輪させてもらってここからは歩きましょう。
≫最終話 アトリでのアイス珈琲が旅の〆
岩村の古い街並みと岩村城があまりに気に入ってしまい、長居し過ぎました(笑)とくに岩村城はあの難攻不落といった荘厳な佇まいに完全に魅了されてしまいました。岩村からはしばらく登りで、「木の実峠」という峠を登っていきます。普段なら大した坂道じゃないはずの傾斜と距離なんですが、朝のライドと先ほどの山登りで完全に足がいかれてしまい。しぶしぶ押しながら登りました…。情けない…追い越していく車からはさぞかし弱っちいサイクリストに見えたことでしょう。
- 関連記事