「銀輪記」 自転車旅の記憶!!
~ただただ遠くへ行きたい雨男とクマの旅路~
 
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自転車旅、体がむき出しということ。爽快感、そして死。

ある自転車旅人に自転車で旅する魅力を聞いたときに返ってきたのは「爽快感」という言葉だった。

「自然の中を風を切って走っていくのはメチャクチャ気持ちいい~よな」

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これは自転車旅人に限らず、自転車が好きな人の多くが大好きな感覚なんだろうなと思っている。自分と風景、大自然との間にガラス戸もなければ金属の囲いもない。雨も風も匂いも…じりじりとさすような太陽光であったり、体の芯から氷で冷やされてるような寒さであったり、自転車は生身の人間がちょこんと乗ってるだけだから、自然と自分との境界線が無くなり、自然や風景の一部として溶け込むことができる。体がむき出しじゃない車や電車の旅じゃ味わえない感覚だと思う。


でもその一方、体がむき出し故に事故で死ぬリスクはどうしても高くなる。ほんの数十センチのところを大型トラックがこするようにしてハイスピードで抜けていく。逃げ場のない暗いトンネルでけたたましい轟音とともにすり抜けていく車の列…。ほんの少しハンドル操作を誤るか、道路の溝に引っかかるかすれば、すぐに二度とは戻れぬ場所に行ける。きっとあの場所はぼくが思っているより遥かに近いところにあるんだろうなと思う。それはアフリカのサバンナや南米のアマゾンよりも近くてすぐに行ける場所なのかもしれない。すごく近くまで来るけど、まだ行きたくない・ここじゃ行かないとハンドルを強く握りしめ、あらゆる変化に神経を尖らせる…

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「どうやって死ぬのが一番楽かな?」

「どうやって死ぬのが自分らしいか?」

「ぼくはどういう死に方をするんだろう?」

よく走りながらこんなことを考える。こういう死に方は死にざまは嫌だなっていうのはどんどん思い浮かぶけど、こうやって死にたいってのはなかなか見つからない。たぶん、死にたくないからだと思う。でも最近、この考えに少し変化が出てきた。「自分の死に方を考えるのは、自分の生まれ方を考えるくらい馬鹿らしい」と。


たぶん、死に方も生まれ方同様、自分で選んだり望んだりするような次元のものじゃないんだろう。もっと崇高で自分じゃ触れないような場所にあるべきものなんだろう。
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のんびり走るのが専門です.生まれつき方向音痴で雨男.愛車はMTBのTarow号とランドナーのJirow号.よく「モン太郎」を連れて旅しています.
2015年からしまなみに移住。

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