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「銀輪記」~自転車旅行の記憶~
 

函館~江差・国道227号大野国道サイクリング|第12話

2010.8.19
北海道&東北2010|第12話

かなりの快晴。

一度行ってみたいなと思っていた場所、江差。江差線を使って18きっぷで行こうかと思っていたものの、ライムライトのシナチクさんに国道227号を勧められて、行きは自転車で行って、帰りは江差線で函館に帰ってくる計画にしました。

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227号は川沿いの風景や森の中、そして田園風景と変化にとんだ景色で楽しいルートでした。

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中山峠という峠(350m)があるんですが、そんなに苦しい峠ではありませんでした。てっぺんには中山トンネルというトンネルがあるんですが、歩道もなく少し怖かったです。

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とにかく天気がいいのと、風景が気持ちいいのとで最高のサイクリング日和&ルートですな。

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途中、厚沢部という町がありましたが、どうやらメークインの名産地(発祥の地?)らしく、キャラクターもメークイン。ということで、直売所に立ち寄り実家にひと箱、メークインを送りました。

それにしてもこのキャラ、最初は不細工で可愛くないキャラクターだなと思っていましたが、ずっと見てると何だかかわいい感じもしてきます。まあ、変なやつですな。

DSCF3361.jpg


そうこうしているうちに海が見えてきました。

砂坂海岸という場所に出ました。

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海にぶつかったら左に曲がり、南方向に海岸線に沿って走っていきます。すぐ先に江差の町とカモメ島が見えてきました。

一気に江差へ!!

と、その前に足湯を発見。せっかくなんで入っていきます。

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江差の町中・・・江戸時代にニシン漁で栄えた町で、歴史的建造物もいくつも保存されていました。いにしえ街道、旧中村家、横山家、女老神大神宮・・・観光用にかなりきれいに整備されていました。かといって観光客が沢山いるわけではなく、静かで平穏な空気が流れています。

横山家という屋敷で、ニシン蕎麦をいただきました。

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落ち着いた日本家屋で、風がよく通り、風鈴の清涼感のある音が鳴っています・・・なんだかゆったりとした時間が過ぎている場所でした。

DSCF3370.jpg

肉厚のニシンに満足したあとは、カモメ島の砂浜でのんびりと開陽丸を眺めていました。

何時間も海を眺めていました。

気付くと太陽が海に沈む時間・・・期待をはるかに超えた夕陽に出会うことが出来ました。写真を撮るのも忘れてしまったくらい、夕陽は辺り一面を染めてあっという間に海へと沈んでいきました。

暗くなってから自転車を分解し、江差線で函館へと帰りました。


2014年5月、江差線最後の電車が走ります。
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手にした一台の自転車は、思いがけず遠くへと私を連れていき、生活へと染み込み、ついに。

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