初日からの寒雨夜行便~小倉別府100キロ|DAY1
2014.2.10 小倉ー別府

小倉を出発した東九州旅、その初日です。
静岡を出発前の週間予報ではお天気マークが並んでいたのに、こっちに来た途端に一転して全部雨・・・
この日も、午後から雨の予報。

dipさんでモーニングを頂き、いざ別府に向けて出発です!!
目的地の別府までは100キロちょっとらしく、そんなにキツくはないとのこと。ただ、このところの運動不足と久々の長距離ライド、そして天気が気になるところです。

県道25号を東へと進み、国道10号へ合流。
まだ空は曇りで、雨は落ちてきていません。降り出す前にどこまで行けるかが初日のライドのキツさ具合のカギとなりそうです。

カレーさんに教えていただいた国道10号の旧道、日豊本線沿いの裏道でどんどん南下していきます。
下曽根、朽網、苅田、行事と横風の冷たい住宅街や田んぼ中を進みます。脚が快調に回るまではまだまだ時間がかかりそうですが、いよいよまた旅が始まったなぁって感じですな。
行橋に到着したとたんに、早くも雨が降り出します・・・。しかも国道10号が交通量が多くてなかなか走りにくい感じです。カッパを着てはいますが雨に濡れはじめると、急激に寒さに襲われはじめます。
寒い・・・
寒い・・・
早くも出発したことを後悔し始めていました。
道端の温度表示は外気温は3℃くらいを推移しています。

たまらず、豊前おこしかけの道の駅に避難しますが、もうすでに心が折れかけているわけであります。
屋根のあるベンチに腰掛け、dipのパンをかじり、自販機のコーンスープで体を温めます。
やはり食べ物をお腹に入れると、身体的にも精神的にもちょっと落ち着いた感じで、それまでの呆然としていたのがシャキッとすることができました。
「とにかく早く温泉に入りたい!!」
この一心で別府を目指す事にし、激しさを増した雨の中、再出発です。

日本縦断で日田に寄った以来の大分県入りです。
中津で唐揚げやら鳥天やらを食べたいという気持ちは出発前はかなりありましたが、もうこのようにぐしょ濡れでなんとか走り続ける精神力を維持している中では、もうどうでもよくなってしまいました。とにかく早く温泉へ・・・。
中津の市街地は通らずに、バイパスを通り抜け、宇佐へと向かいます。
この時点でかなり予定より遅れていて、そもそも別府まで行けるかどうか怪しい感じになってきました。ここ宇佐神宮も寄るといいとオススメされていましたが、止まってしまったらもう走り出せない気がして、宇佐神宮を横目にとにかく走り続けることにしました。

国東半島の入り口、豊後高田の町には「昭和の町」という魅力的な場所があるそうで、この交差点でずいぶん行くかどうしようか迷います・・・。
ただ国東半島に行ったら、一日かけて国東半島を進むことになります・・・しかも豊後高田には安い温泉宿があるかどうか知りません。別府には1000円ちょっとで泊まれる温泉はあることは教えてもらっています・・・。豊後高田に向かうことは諦め、とにかく別府へ別府へ。暗くなったとしても別府を目指そう!!

宇佐からは2つくらいの峠越え。
一つ目の峠を越えて地点で、陽が落ちて暗くなってしまいます。
片側一車線の細い道なのに、クルマは大渋滞!!どうやらバイパスが雪で通行止めになってしまい、こちらに一気に押しよせているようなのです。全く動く気配のないクルマの列を、大量の荷物を付けた自転車がごぼう抜きにしていきます。こういう時、自転車は便利なのですな。
この日、全国的に大雪で、関東地方ではとんでもないことになっていたようです。
勿論九州もその影響を受けて、ちょっと山の方に入ると凄い量の雪が降ったみたいなんですな。幸運にも、僕の走ったルートでは雪と出くわすことはありませんでした。やはりやまなみハイウェイのルートはどう考えても無しですな。
2つ目の峠を越えて、一気に下っていくと視界が一気開け、別府湾と別府の街の明かりが見えてきました。
時間はもう夜7時近く、早く温泉に入りたいところですが、まだ別府の町までは10キロ以上もある模様・・・見えてからがなかなか着かないもんなんですな。

街中に入ってからも、別府駅まではなかなか距離があり、やっとのことで別府タワーの場所まで来ました。

別府の町にこんな洒落たタワーがあるのは知りませんでした。アサヒビールの文字が光ります。

時刻はもう8時半。身体が完全に冷えきり早く温泉に浸かりたいのとお腹がぺこぺこでヘロヘロの状態です。
そして今晩のお宿、駅前高等温泉へ!!
ここもカレーさんに教えていただいた温泉で、低料金で宿泊することもできます。建物も大正チックでなかなか洒落ています。
個室も安いんですが、より安く宿泊できる「広間」をチョイス。大広間を使った相部屋プランです。暖房もついていて、しかも布団びきってのが嬉しいです。温泉にも何度も入ることが出来ますし、チェックイン後の外出も自由とのこと。駅前という立地も含めて素晴らしい温泉施設です。

とにかくチェックインして、温泉へドボン!!
さすが別府の温泉、身体の芯までしみわたります・・・(*´ω`*)ふへぇ

とりあえず、ラーメンをすすってから別府の町をぶらぶら歩いてみました。ただ、歩いてる途中で急激な眠気に襲われ、宿に戻ってとにかく眠ることにしました。朝風呂も入れると言います。ちょっと早起きして温泉に浸かるとしましょうか。
いつもそうですが、初日というのはきつくなることが多いのです。
多分、どれくらい行けるかの感覚が鈍っていることで無理な距離設定をしています所に原因があるのかもしれませんですが、今回の犯人は明らかに冷たい雨でした。
明日は佐賀関に寄ってみようと思います。

小倉を出発した東九州旅、その初日です。
静岡を出発前の週間予報ではお天気マークが並んでいたのに、こっちに来た途端に一転して全部雨・・・
この日も、午後から雨の予報。

dipさんでモーニングを頂き、いざ別府に向けて出発です!!
目的地の別府までは100キロちょっとらしく、そんなにキツくはないとのこと。ただ、このところの運動不足と久々の長距離ライド、そして天気が気になるところです。

県道25号を東へと進み、国道10号へ合流。
まだ空は曇りで、雨は落ちてきていません。降り出す前にどこまで行けるかが初日のライドのキツさ具合のカギとなりそうです。

カレーさんに教えていただいた国道10号の旧道、日豊本線沿いの裏道でどんどん南下していきます。
下曽根、朽網、苅田、行事と横風の冷たい住宅街や田んぼ中を進みます。脚が快調に回るまではまだまだ時間がかかりそうですが、いよいよまた旅が始まったなぁって感じですな。
行橋に到着したとたんに、早くも雨が降り出します・・・。しかも国道10号が交通量が多くてなかなか走りにくい感じです。カッパを着てはいますが雨に濡れはじめると、急激に寒さに襲われはじめます。
寒い・・・
寒い・・・
早くも出発したことを後悔し始めていました。
道端の温度表示は外気温は3℃くらいを推移しています。

たまらず、豊前おこしかけの道の駅に避難しますが、もうすでに心が折れかけているわけであります。
屋根のあるベンチに腰掛け、dipのパンをかじり、自販機のコーンスープで体を温めます。
やはり食べ物をお腹に入れると、身体的にも精神的にもちょっと落ち着いた感じで、それまでの呆然としていたのがシャキッとすることができました。
「とにかく早く温泉に入りたい!!」
この一心で別府を目指す事にし、激しさを増した雨の中、再出発です。

日本縦断で日田に寄った以来の大分県入りです。
中津で唐揚げやら鳥天やらを食べたいという気持ちは出発前はかなりありましたが、もうこのようにぐしょ濡れでなんとか走り続ける精神力を維持している中では、もうどうでもよくなってしまいました。とにかく早く温泉へ・・・。
中津の市街地は通らずに、バイパスを通り抜け、宇佐へと向かいます。
この時点でかなり予定より遅れていて、そもそも別府まで行けるかどうか怪しい感じになってきました。ここ宇佐神宮も寄るといいとオススメされていましたが、止まってしまったらもう走り出せない気がして、宇佐神宮を横目にとにかく走り続けることにしました。

国東半島の入り口、豊後高田の町には「昭和の町」という魅力的な場所があるそうで、この交差点でずいぶん行くかどうしようか迷います・・・。
ただ国東半島に行ったら、一日かけて国東半島を進むことになります・・・しかも豊後高田には安い温泉宿があるかどうか知りません。別府には1000円ちょっとで泊まれる温泉はあることは教えてもらっています・・・。豊後高田に向かうことは諦め、とにかく別府へ別府へ。暗くなったとしても別府を目指そう!!

宇佐からは2つくらいの峠越え。
一つ目の峠を越えて地点で、陽が落ちて暗くなってしまいます。
片側一車線の細い道なのに、クルマは大渋滞!!どうやらバイパスが雪で通行止めになってしまい、こちらに一気に押しよせているようなのです。全く動く気配のないクルマの列を、大量の荷物を付けた自転車がごぼう抜きにしていきます。こういう時、自転車は便利なのですな。
この日、全国的に大雪で、関東地方ではとんでもないことになっていたようです。
勿論九州もその影響を受けて、ちょっと山の方に入ると凄い量の雪が降ったみたいなんですな。幸運にも、僕の走ったルートでは雪と出くわすことはありませんでした。やはりやまなみハイウェイのルートはどう考えても無しですな。
2つ目の峠を越えて、一気に下っていくと視界が一気開け、別府湾と別府の街の明かりが見えてきました。
時間はもう夜7時近く、早く温泉に入りたいところですが、まだ別府の町までは10キロ以上もある模様・・・見えてからがなかなか着かないもんなんですな。

街中に入ってからも、別府駅まではなかなか距離があり、やっとのことで別府タワーの場所まで来ました。

別府の町にこんな洒落たタワーがあるのは知りませんでした。アサヒビールの文字が光ります。

時刻はもう8時半。身体が完全に冷えきり早く温泉に浸かりたいのとお腹がぺこぺこでヘロヘロの状態です。
そして今晩のお宿、駅前高等温泉へ!!
ここもカレーさんに教えていただいた温泉で、低料金で宿泊することもできます。建物も大正チックでなかなか洒落ています。
個室も安いんですが、より安く宿泊できる「広間」をチョイス。大広間を使った相部屋プランです。暖房もついていて、しかも布団びきってのが嬉しいです。温泉にも何度も入ることが出来ますし、チェックイン後の外出も自由とのこと。駅前という立地も含めて素晴らしい温泉施設です。

とにかくチェックインして、温泉へドボン!!
さすが別府の温泉、身体の芯までしみわたります・・・(*´ω`*)ふへぇ

とりあえず、ラーメンをすすってから別府の町をぶらぶら歩いてみました。ただ、歩いてる途中で急激な眠気に襲われ、宿に戻ってとにかく眠ることにしました。朝風呂も入れると言います。ちょっと早起きして温泉に浸かるとしましょうか。
いつもそうですが、初日というのはきつくなることが多いのです。
多分、どれくらい行けるかの感覚が鈍っていることで無理な距離設定をしています所に原因があるのかもしれませんですが、今回の犯人は明らかに冷たい雨でした。
明日は佐賀関に寄ってみようと思います。
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