「銀輪記」 自転車旅の記憶!!
~ただただ遠くへ行きたい雨男とクマの旅路~
 
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尾道、からさわの手作りアイスクリームを食べながら。

尾道に初めて来たのは2008年のちょうどこの時期……



自転車に乗り始めたばかりだったその年。僕は大学一年。夏に青森から静岡まで自転車で走りきったことに自信をつけ、仲間3人で冬休みに10日ほどの日程で鹿児島から静岡まで走る西日本縦断計画を立てた。



鹿児島から走り始めたものの、冬は日が短く、加えて予想以上の寒さで夏のツーリングの様にはいかず、全く走りきれなかった旅だった。要するに経験の無さからの計画の甘さにより大失敗した旅だった。でも、だからこそ印象に残っているのかもしれない。



その日、尾道には夕暮れ時に到着した。かねてから来たかった尾道。本来なら到着後すぐ、風呂屋と安宿探しをするところ、僕は仲間に無理を言って尾道の散策をすることになった。100km以上走ったあとの階段は脚にかなりこたえたが、夕陽のなかオレンジ色に染まる石段や寺社、尾道の町並みは感動的な景色だった。そして千光寺の展望所で日没をむかえた。

腹が減ったので、ここでも僕のわがままで尾道ラーメンを食べることになった。少し行列にならんで、狭くて汚い店内だったが味は良く、ラーメンで体が温まった。



ようやく安く泊まれる場所を探すことになり、駅の観光案内所へ向かったが、当たり前だが
もうすでに閉まっていた。駅前にネットカフェの一軒くらいあるだろうというのが甘かった。

携帯で宿を調べても一泊7000円以上する宿ばかり。ここは観光地。途方に暮れ、駅前で野宿する案まで飛び出した。駅の待合で、3人は各々に携帯電話とにらめっこをしていた。確か一時間くらい待合にいた。


外は余りに寒かった。



駅の待合にいるだけでは何の解決にならないから次の町、福山まで走ろうと誰かが言った。もう脚が残っていなかったが、無理やり尾道観光をぶちこんだ僕に一因がある以上、何も反論の余地はなかった。



あるかも分からない宿を目当てに暗い見ず知らずの道をひたすら走る……


疲れた脚が漕ぐ度に重くなっていった。 

そう簡単に安く泊まれる場所など無い。


途中、トイレに寄ったビデオレンタル屋で、店員に安く泊まれる場所を聞いた。だめもとで。やはり分からないとのことだったが、もう一人の店員がこの先にネットカフェならあるという情報をくれた。場所まで詳しく教えてくれて、暗かった道が一気に明るくなった気がした。多少地元の若い奴らがうるさいネットカフェだったが屋根の有り難さを感じる一晩だった。


今ならスマホで検索して、すぐに解決するだろう。でも今思うと紙のマップルと事前に調べたメモだけの旅は、不便な中にまた違ったドラマがあった気がする。

あれからまだ6年しか経っていないのは不思議な感覚……昼下がりの尾道で、からさわの手作りアイスクリームを食べながら思い出していた。



「甘いなぁ……」

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のんびり走るのが専門です.生まれつき方向音痴で雨男.愛車はMTBのTarow号とランドナーのJirow号.よく「モン太郎」を連れて旅しています.
2015年からしまなみに移住。

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