day46 波乱の最終日 日本縦断ゴール
2012 3 30
岩手県二戸 二戸パークホテル

ついにこの日を迎えました…逃げれないように、青森に宿も…とりました。
ここまでの達成感、充実感とともにどこか寂しい感じが…。行きたいのに行きたくない、不思議な感覚。

朝早めの出発で午前中とばします。なぜなら青森まで130km程度…今回の旅屈指の長丁場です。

青森県入り…
細かいアップダウンが続き、気づかぬうちに体力を奪われていきます。

午前中は軽快!!この調子なら明るいうちに青森つける(*´▽`*)

思えば遠くにきました…ついこの間、蔵友のもっちゃんさんの地元薩摩川内をたずね…阿久根で吉村さんやヌカガ君達と出会い、スケガワ君と天草を走った。将基さんとモツ鍋たらふく食べて、下関の素晴らしい人たちにお世話になり…カレーパンマンさんは防府まで駆けつけてくれたし、尾道ではアロエの中谷さん、kantaさんと出会った…岡山ではもっくんさんとかたい握手をかわし、姫路ではsumiさんと再会。大阪ではアンギラス邸でハムオさん、どらちゃんさんも混じってたこ焼きパーティーして、あべちゃんさんと串カツ、吉村さんとホルモン。津ではみずぼうずさんが待ち構えていてくれたし、伊勢ではcancanさんと走った。弟と箱根を越え、江ノ島でダイゴマンとかき揚げ食べて、ネシ君一家にお世話になって、東京では廣田さんと大場さんと再会!宇都宮ではtakaさんと会ったし、仙台のゲストハウスは楽しかった。先輩ともひさびさの再会。雪の東北を突き進み…
九州にいたのがつい昨日のよう…
毎日、フォト蔵やTwitterで皆さんがエールをくれ、僕はここまで走ってこれた。
あっという間に毎日が劇的に過ぎ、その毎日が、仲間の顔が、まさしく走馬灯のように流れ、自然と涙が流れた…
ありがとう

ずっと考えていたのは、旅で出会った仲間のこと…ここまでの思い出…
全て僕の宝物…
そんな感傷に浸っていると…
嫌な音が…

青森まであと60km地点、鹿児島からパンクせずに来たタイヤが逝った…

換えチューブに取り替え…しかし、パンク要因が見つからず不安がよぎる…

パンク修理中、おじちゃんに青森のリンゴをいただいた!本番のリンゴはやはりジューシーでうまかった!
しかし、不安は的中し、また空気が抜けてしまう…
もう一度調べると換えチューブ自体に穴が空いていた…もとから空いていたのか、ここまで持ってくる過程で穴が空いたのか…
とりあえずパッチで修理します。タイヤの内側はガムテープで補強しました…もう、タイヤはすり減り、薄っぺらい状態…もうすぐ中の金属が出ます…ギリギリです。なんとかタイヤが持ってくれることを祈り進みます…

修理にかなり時間を取ってしまい、夜道走行確実…

そのうち、真っ暗になり、風速10m以上の向かい風が吹き出します…
気温も下がり、仕舞いには雨も降り出します…
過酷な状況…
残り20kmが進まない。
気力体力ともに奪われていきます。
今自分がどこにいるのか…
意識も、もうろうとしてきます、、、
前に進むことだけを考えます…いや、前に進んでるかどうかも分かりませんでした…あとは、自転車に連れて行ってもらうだけ…僕の意思など存在しない。

自転車をポンとたたいて、「よくここまで連れてきてくれたね」。

2012年3月30日22:03 青森到着…
体力は限界を越え…倒れるように眠りにつきました…
岩手県二戸 二戸パークホテル

ついにこの日を迎えました…逃げれないように、青森に宿も…とりました。
ここまでの達成感、充実感とともにどこか寂しい感じが…。行きたいのに行きたくない、不思議な感覚。

朝早めの出発で午前中とばします。なぜなら青森まで130km程度…今回の旅屈指の長丁場です。

青森県入り…
細かいアップダウンが続き、気づかぬうちに体力を奪われていきます。

午前中は軽快!!この調子なら明るいうちに青森つける(*´▽`*)

思えば遠くにきました…ついこの間、蔵友のもっちゃんさんの地元薩摩川内をたずね…阿久根で吉村さんやヌカガ君達と出会い、スケガワ君と天草を走った。将基さんとモツ鍋たらふく食べて、下関の素晴らしい人たちにお世話になり…カレーパンマンさんは防府まで駆けつけてくれたし、尾道ではアロエの中谷さん、kantaさんと出会った…岡山ではもっくんさんとかたい握手をかわし、姫路ではsumiさんと再会。大阪ではアンギラス邸でハムオさん、どらちゃんさんも混じってたこ焼きパーティーして、あべちゃんさんと串カツ、吉村さんとホルモン。津ではみずぼうずさんが待ち構えていてくれたし、伊勢ではcancanさんと走った。弟と箱根を越え、江ノ島でダイゴマンとかき揚げ食べて、ネシ君一家にお世話になって、東京では廣田さんと大場さんと再会!宇都宮ではtakaさんと会ったし、仙台のゲストハウスは楽しかった。先輩ともひさびさの再会。雪の東北を突き進み…
九州にいたのがつい昨日のよう…
毎日、フォト蔵やTwitterで皆さんがエールをくれ、僕はここまで走ってこれた。
あっという間に毎日が劇的に過ぎ、その毎日が、仲間の顔が、まさしく走馬灯のように流れ、自然と涙が流れた…
ありがとう

ずっと考えていたのは、旅で出会った仲間のこと…ここまでの思い出…
全て僕の宝物…
そんな感傷に浸っていると…
嫌な音が…

青森まであと60km地点、鹿児島からパンクせずに来たタイヤが逝った…

換えチューブに取り替え…しかし、パンク要因が見つからず不安がよぎる…

パンク修理中、おじちゃんに青森のリンゴをいただいた!本番のリンゴはやはりジューシーでうまかった!
しかし、不安は的中し、また空気が抜けてしまう…
もう一度調べると換えチューブ自体に穴が空いていた…もとから空いていたのか、ここまで持ってくる過程で穴が空いたのか…
とりあえずパッチで修理します。タイヤの内側はガムテープで補強しました…もう、タイヤはすり減り、薄っぺらい状態…もうすぐ中の金属が出ます…ギリギリです。なんとかタイヤが持ってくれることを祈り進みます…

修理にかなり時間を取ってしまい、夜道走行確実…

そのうち、真っ暗になり、風速10m以上の向かい風が吹き出します…
気温も下がり、仕舞いには雨も降り出します…
過酷な状況…
残り20kmが進まない。
気力体力ともに奪われていきます。
今自分がどこにいるのか…
意識も、もうろうとしてきます、、、
前に進むことだけを考えます…いや、前に進んでるかどうかも分かりませんでした…あとは、自転車に連れて行ってもらうだけ…僕の意思など存在しない。

自転車をポンとたたいて、「よくここまで連れてきてくれたね」。

2012年3月30日22:03 青森到着…
体力は限界を越え…倒れるように眠りにつきました…
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