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「銀輪記」~自転車旅行の記憶~
 

大崎上島の南西・とびしま絶景ロードと大串キャンプ場|第2話

島キャンプツーリング第2話

第1話


ほんの15分ほどの船旅で、大崎上島の明石港へ。大崎上島に来るのは初めて。とりあえず一周してみたいと思った。自転車は左側通行ということから、島は時計回りに回るのが定石。ぼくもそれに倣って明石から西方向へ。

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今回、とびしま島走MAPを持って来ているので、これに情報を頼りながら。Google Mapは使わない。GPSに頼らない。もちろん迷うこともあるけど、道のつくりや山のカタチをじっくり見るようになる。自分の場所を把握するために、いろんなものを観察するようになる。敏感になる。

ということで、マップを頼りに何度も迷いながら「とびしま絶景ロード」という道へ。入り口がかなり分かりにくいものの、入ってしまえば分岐もないので道なりに。

DSCF4023_stitch.jpg

確かに絶景が続きますが、アップダウンの繰り返しでかなりきつい。4サイドバッグで登りはやはり重い。自分の体重でぐいぐいと押し込みながら登る。ようやく下りきると、目の前に砂浜が広がる。

DSCF4028_stitch.jpg

なんだか、いい感じ。妙にこの景色が気に入り、しばらくぼうっとしていた。途中で手に入れたミカンを食べる。美味い。少し走ってみると、この砂浜のところに大串キャンプ場というキャンプ場があることを知った。広いし、屋根もある。西を向いているから、夕陽もキレイそうだ。少し走ってスーパーで買い出ししてここの戻ってくるのもいいと思った。

スーパーに行くために地図を見ていたら「徳森食堂」の文字が目に入ってきた。そういえば、上島には美味しいラーメン屋があるって聞いたことがある。ここか。行ってみよう。

KIMG3570.jpg

徳森食堂。あまりにお腹が減っていたので、チャーシューメン大盛りを注文。店の中に池があり、鯉が泳いでいる。おばちゃんが一人で切り盛りしていた。途中、日本語のほとんどしゃべれない造船関係と思われる外国からのお客さんが来たが、おばちゃんは動じず思いっきり日本語でコミュニケーションが取れていた。さすがという感じ。

DSCF4037.jpg

美味しいラーメン、ごちそう様。

大串キャンプ場に戻る事にし、ホームページに書いてあった電話番号にかける。つながらない。携帯番号も書いてあったので、こちらにかけてみると、つながった。ただ、おいちゃんは今、大阪にいるという。どうやら大阪マラソンに参加していて走り終わったばかりらしい。おもしろい。とりあえず、テント張っていい許可をもらったので、自由にさせてもらう。

KIMG3576.jpg

抜群のロケーション。いい。これはいい。

KIMG3572.jpg

温泉まで行ってかえってくると、夕陽が沈んでしまいそうだ。というよりも、早く飲み始めたいので、温泉はパス。スーパーで買い込んできた「はげの薄造り」なる妙に気になる刺身をアテに飲み始め。

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最高に贅沢。


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手にした一台の自転車は、思いがけず遠くへと私を連れていき、生活へと染み込み、ついに。

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