とびしま大崎上島一周サイクリング~大串・木江・垂水を走る|第3話
島ツーリング第3話
第1話 第2話
早寝をしたら、早起きになる。夜が明ける前に目覚めて、珈琲をいれる。もちろんインスタント。UCC。太陽は山から昇った。携帯電話でしかしゃべってなかった管理人のおいちゃんが、朝集金に来た。このあたりでシーカヤックもやってらっしゃるらしい。

今日も特別、予定があるわけでもないので、朝はゆっくりした。

昨日は気が付かなかったが、湿地帯が広がっていた。手が入っていない感じが良かった。ただ太陽光発電のパネルが広がっていて、これからどんどん広がっていくのかもしれない。


島を横切って、木江という町に向かった。東側の海岸沿いを走ってみる。ヤマザキショップで朝飯を買い込み、少し補給。補給をしていると、どこからか大音量の「軍艦マーチ」が。何事かと思っていると、前から来たおばちゃんが「軍艦マーチが流れたから船が出るよ。なかなか見れんから見るといい。堤防の方に行くと見えるよ。」どうやら造船所の出港式があるらしい。

だから、軍艦マーチが流れていたのか。

出航・・・・・・。大したことはなかった。むむむ。でも、朝から大音量の軍艦マーチはおもしろかった。

木造5階建ての建物。これもおもしろい。

木江から垂水に向けて海岸沿いを走ることにした。垂水港と白水港から竹原へフェリーが出ている。これに乗って竹原に渡ってしまおうと。大崎下島に戻って「とびしま海道」を走るのも悪くはないものの、この間走ったばかりだということもあるのでやめにした。尾道でゆっくりしよう。

ちょうど出航時間に間に合ったので、垂水港からフェリーに乗り込んだ。寝るような時間もなく竹原の港に着いてしまった。大崎上島は思っていたよりもずっと広島の陸地部に近かった。

もはや何度も来ている竹原の町をとりあえずぶらついて、いつもの喫茶店「プリンス」でコーヒーを一杯。平日だがお昼時ということもあり、なかなか繁盛していた。マスターが「待たせてごめんねぇ」と言って出してくださったコーヒーを味わいながら休憩。のんびりさせてもらった。

さざなみ海道は、ストレスがたまる。交通量が多いうえに走りにくいときている。できる限り、裏道に逃げながら、といってもほとんどの場所で唯一ルートしかなく、他に選択肢がない、あっても山道なのだが・・・。

日が暮れるのと同時に尾道に到着。町は路地裏に入るとなかなかおもしろかった。買い物帰りのおばちゃんやら、井戸端会議中のおばあさん。昔からの商店。犬の散歩。下校途中の高校生。そこに生活している人の感じが伝わってくるのがいい。人がほとんどいない場所を走っていたから、余計これがおもしろく感じるのかもしれないとも思った。ツーリング2日目が終わり。
明日は雨かもしれない。
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早寝をしたら、早起きになる。夜が明ける前に目覚めて、珈琲をいれる。もちろんインスタント。UCC。太陽は山から昇った。携帯電話でしかしゃべってなかった管理人のおいちゃんが、朝集金に来た。このあたりでシーカヤックもやってらっしゃるらしい。

今日も特別、予定があるわけでもないので、朝はゆっくりした。

昨日は気が付かなかったが、湿地帯が広がっていた。手が入っていない感じが良かった。ただ太陽光発電のパネルが広がっていて、これからどんどん広がっていくのかもしれない。


島を横切って、木江という町に向かった。東側の海岸沿いを走ってみる。ヤマザキショップで朝飯を買い込み、少し補給。補給をしていると、どこからか大音量の「軍艦マーチ」が。何事かと思っていると、前から来たおばちゃんが「軍艦マーチが流れたから船が出るよ。なかなか見れんから見るといい。堤防の方に行くと見えるよ。」どうやら造船所の出港式があるらしい。

だから、軍艦マーチが流れていたのか。

出航・・・・・・。大したことはなかった。むむむ。でも、朝から大音量の軍艦マーチはおもしろかった。

木造5階建ての建物。これもおもしろい。

木江から垂水に向けて海岸沿いを走ることにした。垂水港と白水港から竹原へフェリーが出ている。これに乗って竹原に渡ってしまおうと。大崎下島に戻って「とびしま海道」を走るのも悪くはないものの、この間走ったばかりだということもあるのでやめにした。尾道でゆっくりしよう。

ちょうど出航時間に間に合ったので、垂水港からフェリーに乗り込んだ。寝るような時間もなく竹原の港に着いてしまった。大崎上島は思っていたよりもずっと広島の陸地部に近かった。

もはや何度も来ている竹原の町をとりあえずぶらついて、いつもの喫茶店「プリンス」でコーヒーを一杯。平日だがお昼時ということもあり、なかなか繁盛していた。マスターが「待たせてごめんねぇ」と言って出してくださったコーヒーを味わいながら休憩。のんびりさせてもらった。

さざなみ海道は、ストレスがたまる。交通量が多いうえに走りにくいときている。できる限り、裏道に逃げながら、といってもほとんどの場所で唯一ルートしかなく、他に選択肢がない、あっても山道なのだが・・・。

日が暮れるのと同時に尾道に到着。町は路地裏に入るとなかなかおもしろかった。買い物帰りのおばちゃんやら、井戸端会議中のおばあさん。昔からの商店。犬の散歩。下校途中の高校生。そこに生活している人の感じが伝わってくるのがいい。人がほとんどいない場所を走っていたから、余計これがおもしろく感じるのかもしれないとも思った。ツーリング2日目が終わり。
明日は雨かもしれない。
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